じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2009年版・岡山大学構内でお花見(47)ヘラオオバコ

 時計台前のヘラオオバコ。ユーモラスな形の花が魅力だが、繁殖力が強く、要注意外来生物リスト:植物のリストに挙げられている。また、花粉症の原因植物とされている。


5月22日(金)

【ちょっと思ったこと】

薬のネット販売

 各種報道によれば、先に市販薬のインターネット販売を規制する省令を公布した厚労省は、ネット事業者などの反対を受け、一部の販売を2年間に限り認める改正省令案をまとめた。改正省令は風邪薬や漢方薬など、副作用リスクが中程度の「第2類医薬品」については、同じ業者からの継続購入者に限り、インターネットや電話を通じた通信販売を2年間認める内容になっているという。

 薬のネット販売規制をめぐっては、楽天社長が反対キャンペーンを展開しており、楽天版じぶん更新日記を書いていることもあって、リンク先の楽天ブログスタッフBlog(5/21付)などで最近の様子を知ることができた。

 もっとも私自身は、風邪薬や漢方薬などには全く縁がなく、この問題には全く無関心であった。というか、「副作用リスクが中程度の「第2類医薬品」」などで治る程度の病気であるなら薬など不要であり、健康管理と自己治癒力で十分ではないかと思っている。

 ところで、いま上に述べた「薬のネット販売」とは全く別に、「個人輸入の代行」という名目で、海外で販売されている薬を購入するルートがあるという。この場合でも「販売」ということになれば「薬事法で禁止されている未承認薬の販売行為」に該当する可能性があるが線引きは難しいという。

 いま問題となっている新型インフルエンザに関連して、タミフル、ネットで高値売買…薬価の4〜5倍などというネット記事(読売新聞、2009.5.20.)も見かけたが、私自身にはどうしてそんなことまでしてネットで購入しようとするのかがよく分からない。そもそも、薬というのは、口に入れて、体に相当程度の変化を生じさせるものである。ホンモノかどうかも分からないような「輸入」品などに自分の命を預けるわけにはいかない。そう言えば、7年ほど前に、中国製の「やせ薬」が原因とみられる健康食品被害の話題を取り上げたことがあった。その時にも書いたが、我々は、口に入れるモノに対して無警戒になりすぎている。