じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§ 2009年版・岡山大学構内でお花見(18)4月1日の桜

 今年のソメイヨシノは例年より開花が早く、3月25日の卒業式の頃にはすでに二分咲き、三分咲きとなっていたが、その後寒い日が続いたため、いまだ満開には至っていない。
 写真は4月1日現在の時計台前のソメイヨシノ。この日は早くも新入生向けのガイダンスが行われたが、前線の通過により、晴れたかと思えば突然黒雲が押し寄せて雨が降り出し、強風が吹き荒れるなど、あいにくの1日となった。

 なお、雪不足で3月6日に今シーズンの営業を終了している大山・中の原スキー場や、大山鏡ヶ成のあたりは一面雪化粧となり、4月2日朝06時50分時現在、中国自動車道の山間部では雪用タイヤ装着などの規制が行われている。



04月1日(木)

【ちょっと思ったこと】

新年度あれこれ

 いよいよ新年度がスタートした。多くの職場で共通していると思うが、年度単位で仕事をしている者にとっては、正月ではなくて4月1日こそが仕事始めの日となる。

 大学構内は、新入生向けのガイダンスが行われ、新入生たちや新人獲得をめざすサークル関係者たちで賑わっていた。事務室では、何人かの事務職員がが異動されていた。

 さて、私自身も、この新年度をもって定年退職まであと9年という節目を迎えたことになる。9年間というのは要するに、今年入った1年次生が4年間で順調に卒業し、さらに大学院5年間で博士号をとるまでの期間と同一である。つまり、私自身が指導教員・主査となって博士号授与のために9年間の指導を行うことができるのは、今年度入学者が最後の学年ということになる。来年度以降の入学者の場合は、年限短縮で頑張って貰わない限りは、もはや博士の学位審査で主査をお引き受けすることがができない。

 そんなこともあって、私自身がもう一度大学に入って、博士後期課程修了までを過ごすというように考えれば、残り9年間でどういうことができるか、どのくらいの長さであるのか、といったことについてある程度の見通しをもつことができる。

 9年間は相当長いようにも見えるが、最近の時間の流れはめっぽう早い。1年間がすぎるスピードを比較すると、小学生の頃を徒歩のスピードとすれば、中学生は自転車、高校生はバイク、大学生は在来線、大学院生は新幹線、その後は航空機並み、そしてこの歳ではいまや、90分で地球を一周する国際宇宙ステーション並みの速さになってしまった。スピードが速いというのは一般的には良いことだが、月日の流れるスピードが2倍になるということは仕事の達成量が半分になるということを意味している。それだけに、やるべきことを整理して、できないことまでは手を出さず、そのいっぽう、やると決めたことは責任をもって達成していくという姿勢をつらぬいていこうと思っている。




 さて、当面の課題であるが、まずは、4/10の締切までにきっちりと原稿をまとめること、それと、そろそろ、新年度の授業の準備にも取りかからなければならない。

 あと、私自身は、パソコンやネット上で作成・処理・保管しているファイル類は(Web日記を除いて)すべて年度単位で管理している。それゆえ年度替わりの現在、4月1日以降に作成したり受信したファイルは原則としてすべて新しいフォルダに格納することになり、これがけっこう手間がかかる作業となっている。さらには、旧年度までのファイルのバックアップをとる必要がある。従来バックアップというと、大容量の外付けHDDやDVDに年度単位で保存していたが、今回からは、安価の大容量SDカードに保存することに変えていく予定である。ミニノートパソコンを使う時にはそのほうが便利であるからだ(ミニノートにはDVDドライブはついていないし、外付けのHDDでは持ち運びができない)。