じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§ 2008年版・岡山大学構内の紅葉(27)センダン

文法経グランド西端にあるセンダンの木。いちおう「岡山大学の紅葉」シリーズに含めたが、枝についているのはすべて木の実である。2007年12月17日付けの楽天版ほか、「センダンの小宇宙」と題して、木の実を近くから取った写真を毎年掲載している。



12月13日(土)

【思ったこと】
_81213(土)[電脳]56歳にして携帯メイルを使い始めた私

 白い犬にプリペイド携帯を囓られて以来、携帯電話を一切使わなかった私であるが、その後、旅行先などで家族と連絡をとる時やレンタカー利用の時にどうしても必要となり、同じ会社のプリペイド型携帯を改めて購入した。

 以前使っていたのは音声通話と簡単なEメイル機能だけであり、Eメイルのほうは入力が面倒で全く使ったことが無かった。今回、「新調」したのは、プリペイドであることは変わりないが、インターネット一般のEメイル[正式には「S!メール(MMS)」と呼ばれるらしい]の送受信機能があり、しかも入力機能が格段と向上していて、旅行先からはけっこう頻繁に利用している(ええと、私は、旅行先以外では携帯電話は一切持ち歩かない主義です。念のため)。

 入力作業に関しては、以前は、単純に「あ行」、「か行」、...というようにいちいち文字を入力してから変換するという面倒な作業をしていたので途中でムカムカして胃が痛くなる始末であったが、今回の携帯は、単語の連想変換機能と学習機能が充実しており、たとえば、「到着」という変換をしたあとは、「と」を入れただけで、画面下段のほうに「到着」という変換候補が表示されるからたいしたものである。もっとも、こういう変換機能ばかり使っていると、意味内容が同じならば、変換候補上位の単語ばかりを使うことになり、結果的に語彙はますます少なくなる。

 このほか驚いたのは、カメラ、ボイスレコーダー、辞書、簡単通訳など機能が満載されていること。なるほど、携帯依存症になる人が少なくない理由も頷ける。本体機能としては、さらにWebサイトの利用、Gモバイルガイドなどもあるようだが、プリペイド契約では使えないようだ。




 携帯メイルを送る相手は今のところ家族のみであるが、乗車中などに、ふと浮かんだアイデアを書き留めたり、あるいは原稿を下書きし、自分宛に送るという利用法も可能である。いちいちパソコンを持ち歩かなくても原稿が書ける。

 逆に、読みたい論文をテキストファイル化して予め携帯に送り、移動中に少しずつ読むという手もある。300Kバイトまで送受信できるので、学術誌論文の本文程度のサイズであれば送受信は十分可能。もっとも画面が小さいので、同一画面に表示される単語数はきわめて少ない。全体の構成を把握するには少々不便である。このあたり、ミニノートとどう使い分けるか、工夫していきたいと思う。

 このプリペイド携帯は、最低3000円(通話料込み)で60日間有効となっている。また、いったん期限を終了しても期間終了翌日から360日間は電話番号が有効であり、この期間内に再度3000円を支払えば再び60日間の利用が可能となる。常時携帯を使う人ならもっと安い料金システムもあるだろうが、私の場合は、旅行先以外では携帯を一切使わないので、とぎれとぎれに利用したほうが割安となる。もっとも、荷物が軽い時は、ミニノートを携行し、宿泊先のホテルなどの無料LANサービスを利用したほうが便利かもしれない。