じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§  12月5日の昼に、生協食堂で昼食をとったところ、合計代金がピッタリ777円になった。この時のメニューは、味噌ラーメン、小松菜の胡麻和え、ミニトマトいっぱい、海藻サラダ(←味噌ラーメンにぶっかけて食べるため)であった。ミニトマトの個数も適当であるし、1個の大きさが微妙に異なれば重さが変わってくる。海藻サラダも同様である。最初から「777円定食」を食べるならばともかく、セルフバー(適当にお皿に盛って、重さに応じて支払う)が2皿という条件のもとで777円ピッタリになる確率はかなり小さいのではないかと思われる。

 この日に何かラッキーなことがあったかどうかと振り返ってみても、特別これといったことは思い浮かばない。この日の朝に素晴らしい紅葉が見られたことはラッキーであったが、これは「777円」より前の出来事であった。



12月05日(金)

【思ったこと】
_81205(金)[心理]日本心理学会第72回大会(57)因果帰納推論と随伴性学習(1)

 今回より、大会3日目午後に行われた、

S16 因果帰納推論と随伴性学習:認知的アプローチと連合的アプローチ 21日 13:00〜15:00
企画者 関西学院大学 嶋崎 恒雄
企画者 立命館大学 服部 雅史
司会者 関西学院大学 嶋崎 恒雄
話題提供者 University of California, Los Angels Patricia W. Cheng #
話題提供者 関西学院大学 嶋崎 恒雄
話題提供者 立命館大学 服部 雅史
話題提供者 北海道医療大学 漆原 宏次
指定討論者 University of California, Los Angels Patricia W. Cheng #
指定討論者 東京大学 繁桝 算男
というシンポ【敬称略】について感想を述べさせていただく。なお上記は、大会のプログラム(CD版)に掲載されていた予告であり、実際には、まず嶋崎氏が導入、漆原氏と嶋崎氏と服部氏が話題提供、Chen氏は「Comment and more」、さらに繁桝氏の指定討論が続いた。

 まず全体的な感想として、このシンポは非常に盛りだくさんな内容を含んでおり、新しい知見をいっぱい学び取ることができた。しかし、あえて苦言を呈するならば、時間配分には完全に失敗しており、結果的に尻切れトンボで終わってしまったと言えないこともない。特に、Cheng氏の「Comment and more」は、私のメモによれば、14時44分頃から始まり、終了予定時刻の15時を過ぎても延々と続いた。同じ会場では15時半から別のシンポが予定されていたらしく、会場の外からはたびたび早く終わって下さいというクレームが届く。けっきょくChen氏の講演は15時15分頃に終了し、繁桝氏はせっかく用意されたパワーポイントを提示する間もなく、演壇の前で数分のコメントを発するだけにとどまってしまった。

 もともと、あれだけの内容を2時間以内でまとめるということには無理があった。それぞれの話題提供は1時間、Chen氏のお話はおそらく2時間が必要ではないかと思うほどのボリュームがあり、別の機会のもっとじっくりと拝聴したかった。また、せっかくの繁桝氏のコメントが大幅短縮されてしまったことはまことに悔やまれた。

次回に続く。