じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§ 2008年版・岡山大学構内の紅葉(11)農学部前の楷の樹
 今年もまた、農学部前の楷の樹の紅葉が見頃となってきた。手前がオス樹、左後ろに隠れているのがメス樹。いつもの南東側ではなく、今回は、南南西側から撮ってみた。

なおこの写真は11月5日に撮影したもの。昨年の11月5日撮影の写真がこちら(4枚の写真のいちばん下)にある。紅葉の進み具合はほぼ同じか。


11月06日(木)

【思ったこと】
_81106(木)[心理]日本心理学会第72回大会(34)well-beingを目指す社会心理学の役割と課題(6)コヒアラント・アプローチによる主観的Well-Beingの個人差の探求(5)主観的確率判断と主観的充実感の共通性?

 一昨日の日記のメモにあるように、SWBには、感情的充実感(EWB)、心理的充実感(PWB) 、社会的充実感(SoWB)があり、また、「eudaimonic well-being」と「hedonic well-being」という2つの原点を持っている。しかし、これらは混交しており、十分に整理されているとは言えない。このことに関しては、Kahnemann, et.al (1999)が関連概念レベルを整理し、統合的な視点を提供しているとのことであった。

 このうち、Kahneman, et.al (1999)というのは、どうやら書籍であるようで、残念ながら私のところでは閲覧できる状態にない。生協の書籍注文検索で調べたところ、
ISBN 9780871544230
タイトル Well-Being: Foundations of Hedonic Psychology
著者 Kahneman, Daniel
Diener, Edward
Schwarz, Norbert
出版社 Russell Sage Foundation Publications 出版年月 2003/02
というペーパーバックが出ていたのでさっそく注文しておいた。

 なお、私自身にとっては、Daniel Kahnemanというと、真っ先に浮かぶのがAmos Tverskyとの共著論文などで知られる主観的確率判断や「Heuristics and Biases」に関する研究であり、またノーベル経済学賞受賞者という栄誉である。ウィキペディアの当該項目を調べたところ、
単著
Attention and Effort, (Prentice-Hall, 1973).

共編著
Judgment under Uncertainty: Heuristics and Biases, co-edited with Paul Slovic and Amos Tversky, (Cambridge University Press, 1982).
Well-being: the Fundations of Hdonic Pychology, co-edited with Ed Diener and Norbert Schwarz, (Russell Sage Foundation, 1999).
Choices, Values, and Frames, co-edited with Amos Tversky, (Russell Sage Foundation, 2000).
Heuristics and Biases: the Psychology of Intuitive Judgment, co-edited with Thomas Gilovich and Dale Griffin, (Cambridge University Press, 2002).
というように、確率判断の本とWell-beingの本が並記されており、行動経済学の専門家がWell-beingに関わるというのはちょっと意外な気がする。もしや別人かとさえ思ったが、勉強不足のためよく分からない。ま、主観的確率判断の仕組みがそのまま主観的充実感につながるのは当然と言えば当然だが。

 次回に続く。