じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



11月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§§ 2008年版・岡山大学構内の紅葉(10)南北通りのイチョウの黄葉
 写真の通り、南北通りのイチョウの黄葉が見頃となっている(11月5日12時31分撮影)。南北通りの黄葉は、南側から日の光があたる正午前後がいちばん鮮やかに見える。但し、車道の真ん中に出ないとイチョウ並木を一望することができないので、写真を撮る時には車が一台も接近していないことを十分に確認する必要がある。


11月05日(水)

【思ったこと】
_81105(水)[心理]オバマ次期大統領について知ったこと

 各種報道によれば、11月4日に行われたアメリカ大統領選で民主党の候補が、共和党のマケイン候補に圧勝し、次期大統領となることが確定した。

 オバマ氏については、民主党の予備選挙の段階からいろいろと報じられていたが、そのわりには存じ上げていない部分が多かった。さっそく、ウィキペディアの当該項目などを閲覧しながら、知識を整理してみた。

 まず、正式なお名前は、バラック・フセイン・オバマ・ジュニア(Barack Hussein Obama, Jr.)であるという。「バラック」という名前はテレビの街角インタビューでもたまに聞いたことがあったが、ミドルネームが「フセイン」で、かつ「ジュニア」がついているということは知らなかった。

 多くの報道では、「米国史上初の黒人大統領」とされているが、実際はケニア人の父と米国人の白人の母の間に生まれており、混血というのが正式な表現であるようにも思える。少し前に日本で話題になった「母系」、「父系」という観点から言うと、どういうことになるのだろうか。

※66代国務長官のコンドリーザ・ライス氏や、65代のコリン・パウエル氏も「黒人」であるとされているが、ご先祖がアフリカのどこのご出身なのか、あるいはアフリカ以外なのかはざっと調べた限りでは分からなかった。

 ウィキペディアの記載によれば、6歳から10歳まで、母親と、再婚相手のインドネシア人の義父とともに、インドネシアのジャカルタに在住していた経験もあるという。「オバマ氏の父親の生まれ故郷、アフリカのケニアでは、86歳の祖母が喜びを表す」というような報道もあったが、父親が登場しないのは妙だと思っていたら、こういうことだったのか。しかし、その実父や義父がどうされているのか、そもそも生きておられるのか、亡くなっていたとしたらどうされているのか、母親はなぜ再婚したのかといったことは、ざっと検索した限りでは分からなかった。オバマ氏の自伝を読めばちゃんと書いてあるのだろうか。

 ところで日本では、オバマ氏と同じローマ字表記になることから、「福井県小浜市」や長崎県の小浜温泉の「勝手に応援」活動が話題となっているようだが、「おばま」を漢字変換すると「尾浜」という表記もあり、尼崎市には実際、「尼崎市尾浜」というところがあるようだ。検索すると「尾浜公園」というところもあるが、何か便乗イベントが計画されているのだろうか。...と思ったが、地名のふりがなを見ると、どうやら「おばま」ではなくて「おま」であったようだ。

 余談だが、尼崎の地図を見ると、「難波」、「神田」、「長州」、「大物」というように、興味深い地名も多いが、「神田」が「東京神田」と同じ読み方である以外は「難波→なにわ」、「長洲→ながす」、「大物→だいもつ」となっていて、読み間違いをしやすい。「尼崎にはオバマというオオモノが居る」というシャレにはならないようだ。