じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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新名神が開通したことで、走行距離の短縮と混雑緩和の両面において、岡山〜東京間の移動が便利になってきたように思う。写真は新名神の土山SAのベンチ。このSAは、半年前にも訪れたことがあった。写真下は、その時に作った「冬ソナ風の雪だるま」。かつて、このベンチの上にそんな雪だるまがあったことは、このWeb日記の読者さま以外は誰も知らない。



8月29日(金)

【ちょっと思ったこと】

各地で大雨

 各種報道によれば、東北から九州にかけて、広い範囲で局地的に1時間あたり80ミリを超えるような猛烈な雨が降っているという。8月30日05時までの72時間積算雨量は
  • 東京都・東京 76.0ミリ
  • 東京都・八王子242.5ミリ
  • 愛知県・名古屋 204.0ミリ
  • 岡山県・岡山 47.0ミリ
などとなっている。

 今回の雨は、東の太平洋高気圧(オホーツク海高気圧が移動)が時計回り、南にある動きの遅い低気圧が反時計回りに、それぞれ南から湿った空気を送り込み、北からの寒気とぶつかって次々と積乱雲を発生させていることによるものと伝えられている。気圧配置は「平成12年東海豪雨」に似ているというが、今回のほうが広範囲にわたっているようにも見える。この大雨は
  • 局地的
  • 猛烈な雨
  • 同じ場所で降り続く
といった特徴があるようだ。上記の72時間積算雨量なども、観測点がちょっと離れているだけで著しく異なる雨量を示している。

 台風接近というようにある程度予測がつく場合は防災対策も万全となるが、今回のような局地的なケースではなかなか対処が難しい。「長年ここに住んでいるがこのような大雨は経験が無い。自分のところでまさかこんなに降るとは思いも寄らなかった」という人が多いようだ。

 局地的な豪雨というのは予測が難しい。こういうケースでは、自分の住んでいるところだけは大丈夫だろうという楽観論や、過去の経験に頼らず、最悪の事態に備える必要がありそう。低地や河川の近くに住む人は、できるだけ2階に寝るとか、地下駐車場の車は高台の平地に移動しておくとか、これまでとは違った自衛策も考えたほうがよさそう。