じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 こちらの公式ニュースにもあるように、本年の北京オリンピックにおいて、岡大の在学生1名,卒業生2名,教員(審判員)1名の出場が決定した。7月7日夕刻には壮行会も開催されるという(一般の参加自由)。



7月1日(火)

【ちょっと思ったこと】

値上げラッシュ

 6月30日の夜、行きつけのセルフスタンドにガソリンを入れに行ったら、車の長蛇の列ができていた。会員価格と曜日割引込みで1リットルあたり162円、タンクいっぱいで48リットル入れた。翌日からは大幅値上げになるということの防衛策であったが、そもそもの価格が高すぎる。得をしたという気分にはなれないなあ。

 ガソリン価格高騰のせいもあり、最近では、ホームセンターへの買い出し、夫婦で日帰り旅行、以外では殆ど車に乗らなくなった。結果的には地球温暖化防止に協力していることになる。

 各種報道によれば、こうした燃料価格高騰により、今年の夏休みに海外旅行に出かける人が減っているという。こちらのニュースにもあるように、燃料市況に応じて国際線の航空運賃に上乗せする燃油サーチャージはが高騰し、最近では6万円の海外旅行商品で、往復の燃油サーチャージを4万円徴収された例もあるという。30万円のパッケージ旅行でも、ヨーロッパ、アメリカ方面となるとサーチャージはかなりの高額となり、その他の諸経費と合わせて40万円以上の出費になってしまうことがあるので、旅行好きの私でもそう簡単には出かけられなくなった。なお、リンク先の報道にもあるように、国土交通省は6月30日、海外旅行代金の表示方法について、航空会社が徴収する燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を含めた総額表示を原則とするよう旅行会社に通達を出したという。




 最近ではこのほか、食料品や各種原材料も次々と値上がりしているという。経済のことはよく分からないが、すべての価格が2倍に値上げされ、給料や年金も2倍になるのであれば、日常生活上は何ら変わるところがない(多額の貯金や現金を保有している人は困るが、国や自治体を含めて、借金を抱えている人は逆に負担減となる)。いっぽう、一部の物価だけが大幅に値上がりするという場合は、どこかで誰かが大儲けしているはずである。それとも、大儲けしたお金がまたまた投機的な資金に回され、結局、地球上の誰一人、恩恵を受けていないという可能性もあるかもしれない。このあたりの仕組みがよくワカランなあ。

 とにかく、こういう時こそ、日本の技術力の優位性が発揮されるべきであろう。日本の自動車産業などは、いまや、環境関連、ハイテク、省エネ産業と言われるほどであるし、太陽光発電や、二酸化炭素の排出を抑えた鉄鋼生産の分野などでも、さまざまなハイテクが注目をあびている。長い目で見れば、原油価格高騰で一番優位になるのは日本ではないかという気もする。