じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 岡山大学構内のお花見(21)ニゲラ

 文法経・講義棟の南側に咲いている。過去日記を辿ったところ、このWeb日記の執筆を開始した年の1997年6月4日にすでに写真があり、ここにある花は、その子孫たちということになる。


5月20日(火)

【ちょっと思ったこと】

バットでバトンのツキノワグマ

 19日夕刻のNHKローカルニュースで、広島・安佐動物公園のツキノワグマ、クラウド君が、野球のバットをバトンのように回したり、放り投げてキャッチするといった映像を紹介していた。広島カープの交流戦での活躍を祈願する行事であったようだが、この技がなかなか冴えていた。

 Googleで「安佐動物公園 ツキノワグマ、クラウド」というキーワードで検索したところ1510件がヒット(5月21日06時現在)し、いくつかの動画も公開されていることが分かった。期間限定だが、当日のニュースと動画がこちらにあり(但し、NHKではなくFNN系)。当該ニュースでは「カンフーグマ」とされていたが、動作を見る限りは「バトン回し」に近いように思えた。




岡山市のゴミ有料化

 岡山市環境局から

●『ごみ処理の現状と課題・有料化』の説明会について

というチラシが配布されていた。このことについては今まで無関心であったが、ネットで検索してみると昨年10月18日に、「家庭ごみの収集を2008年度中に全市域で有料化する方針を明らかにした。処理手数料を上乗せした指定有料ごみ袋での排出を義務付ける。」という骨子案が示されたいることが分かった【出典は2007年10月19日の山陽新聞記事】。当該記事によれば、指定ごみ袋は1袋50円の45リットル入りと、30リットル入り(同30円)、20リットル入り(同20円)の3種類を想定とのことである。

 ゴミの排出量削減と市の財政健全化のために有料化する、ということであれば、それもやむなしかとは思うが、問題は、ゴミの不法投棄にどう対処するかであろう。写真右は5月21日の早朝05時25分に散歩道で撮影したものであるが、ここではずっと以前から、指定曜日以外の不法投棄や、分別違反が目立っている。こういう人たちは、ゴミ袋が有料化されても、それを使わず、深夜などに勝手に捨てに来るものと思う。有料化されれば、有料ゴミ袋を使わずに捨てに来る人も増えるだろうが、規定違反ということで回収しなければ生ゴミの山で不衛生きわまりない状態になってしまう。

 以前、どこぞのニュースで紹介していたが、東京の一部の地域では、担当職員が、違法投棄のゴミ袋の中を開けて、公共料金の計算書や郵便物などから捨てた人を割り出し、直接住居まで出向いて注意を促すといった対策をとっているそうである。そこまで徹底するならば有料化も功を奏するであろう。このほか、不法投棄のおこりやすい場所に防犯カメラを設置するとか、特定スポットに張り込んで犯人を逮捕し、法律に基づいて罰金を徴収するということも考えられる。

 先日も、部活帰りの高校生と見られる若者が、飲み終えた空き缶を道路沿いにポイ捨てする場面を目撃したところであるが、私の住むような都市部では、99%の善良な市民のほかに、ごく少数ながら平気でゴミをまき散らす不届き者がいる。もちろん本質的には、幼い頃からの環境保護・美化教育、道徳教育の徹底をはかることが求められるが、現に違法行為をする者に対しては厳罰主義で対処するほかはあるまい。