じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 岡山大学構内のお花見(19)キツネアザミ

 完全な雑草だが、愛らしい顔をしている。いつになったら花が開くか、というように見えるがこれで満開状態で、このままの形で種ができる。普通のアザミと違ってトゲは無い。


5月18日(日)

【ちょっと思ったこと】

振替の休暇を取れと言われても

 6月は、学会年次大会とオープンキャンパス関連の出張で合計5回の「土日出勤」を予定しているのだが、土日に公務を設定した場合は、必ず、平日のどこかに振替の休日(代休日)を届けなければならないことになっている。この日をとるのがなかなか難しいし、形式上休暇をとったからといってそんなに遊んでばかりはいられない。

 振替休日という制度が実施されている一番の理由は、土日に公務に就いても日当や超過勤務手当を支給しなくても済むという、経費節減を目的としているようである。土日に何時間働いたとしても、代わりの休みがあるのだから特別の手当は要らないという論理である。

 もう1つの理由は、衛生安全健康管理上、長時間の継続的な勤務を禁止するという建前があるようだ。特に事務職員の場合は、制度として無理矢理にでも休日を作らないと、コンビニや外食チェーン店の名ばかり管理職のように長時間の実務から解放されないという問題点があるようだ。

 振替休日は以前ならば夏休みにまとめてとるということもできたのだが、上記の2番目の理由に関連しているのだろうか、最近では、振替休日をとることのできる期間というのが1カ月ごとに区切られていて、かならず、その期間内に設定しなければならないことが厳格化された。

 ということで、6月7日から8日の学会出張の振替休日として、5月19日と6月2日を届け出た次第だが、さて、何をするかなあ。少なくとも午前中はいつもと同じように研究室に出向いて、同じように仕事をすることになるだろう。




大阪近郊区間の大回り乗車

 5月17日のネット記事【出典・毎日新聞、期間限定】で

<鉄道の旅>120円で530キロ 安く電車に乗る方法に挑戦

という話題が取り上げられていた。大都市近郊区間内の運賃特例を利用した合法的な長距離乗車である。その後ネットを検索したら、こちらにより詳しい乗車方法が紹介されていた(Topはhttp://rail-travel.hp.infoseek.co.jp/)。

 おやっそんなルートがあったのか? そういうルートがあるなら、学生時代に一度くらいは試してみたはずだと思ったが、あの当時は、今みたいに路線はいっぱい無かった。JR線というと、赤字路線の廃止や第三セクター化ばかりが頭にあるが、大都市では逆に増えている線もあるのね。

 首都圏を含めて「大回り」1日乗車を体験したことは一度も無いが、帰省時の運賃節約のため、

●京都→木津→(関西本線)→名古屋→(東海道本線)→東京→(中央線)→多治見→美濃太田(高山本線・東海道本線)→京都

という一周切符を周遊券・学割扱いで購入したことは数回あった。当時は今より遠距離逓減制による節約の割合が遙かに大きかったので、時間はかかってもかなり節約できるというメリットがあった。

 最近はとにかく忙しいので、長時間電車に乗りたいとは思ったことがない。そう言えば、岡山県内を走る津山線(法界院以北)、吉備線、赤穂線には生まれてこの方一度も乗車したことが無いなあ。




NHK大河ドラマ「篤姫」のキャスト

 夕食時にNHK大河ドラマ「篤姫」を視た。大河ドラマは滅多に視ないことにしているのだが、妻がチャンネルを合わせてしまうこともあり、断続的に10回以上視るという年もある。最近では、2006年度放送の「功名が辻」を何度か視た。「篤姫」に関しては、GWの前後から4回続けて視ている。

 ところでこのドラマのキャストだが、芸能界に疎い私にとっては、大部分の俳優はお名前も分からず、そのドラマ固有の人物が出ているように見えるため、かえって新鮮な印象が得られる。あっ、あの俳優かと思ってしまうと他の映画やドラマなどとのイメージが重なっていかにも「演じている」ように見えてしまうからだ。

 主人公を演じている宮崎あおいという人は、大河ドラマの主役としては歴代最年少だと聞いていたので新人さんの大抜擢かと思ったら、NHK朝ドラのヒロインを演じたこともあったらしい(←。朝ドラは「おしん」の一部を視たことがあるくらいで、以後25年間は全く縁が無い)。妻からの情報で、すでに結婚している方であると初めて知った。

 島津斉彬を演じている男優はどこかで見たことがあるなあ、松平健だったかなあと思っていたら、高橋英樹だった。もっとも私には、いまだに、両氏の区別がつかない。

 5月18日に出てきた老中・阿部正弘もどこかで見た顔だと思ったら、草刈正雄だった。ま、ある程度お顔を知っている俳優でも、江戸時代の格好をされると誰だかわからなくなる。そう言えば、松坂慶子も出ているが、ドラマの中でこの人が松坂さんだよと言われても別人のように見えてしまう。