じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 農学部農場の麦畑がまもなく収穫の時期を迎えそうだが、最近では、数十羽のスズメたちが群がり、一足早く、勝手に収穫している。スズメたちは、羽根をばたつかせながら、畑の端のほうから穂を囓っていくので、写真にある通り、すでに周辺部分が食い尽くされた状態になっている。

 もっともこれだけたくさんの「餌」があるからといって、スズメが大繁殖することは無さそう。一年のうち、麦やお米の収穫の時期だけ満腹できても、それ以外の時期に食べるものが無ければ、子孫を増やすことはできないからだ。


5月13日(火)

【ちょっと思ったこと】

『美味しんぼ』、25年目の和解

 各種報道によれば、人気マンガ『美味しんぼ』で、1983年の連載開始当時から対立を続けてきた主人公の山岡士郎と美食家の父・海原雄山が、5月12日発売の小学館「ビッグコミックスピリッツ」第24号で“歴史的和解”を果たしたという。

 このマンガは連載が開始された当時からしばらく読み続けた記憶がある。もっとも、子育てが忙しくなった頃からは、そもそもマンガ自体を全く読まなくなってしまったので、その後の展開は全く分からないが、とにかく、父子の対立があったということだけは覚えている。

 それにしても25年は長い。主人公が仮に25歳、その父が50歳であったとすると、単純に時間が流れれば、今ではそれぞれ50歳、75歳になっていることになる。サザエさんやドラエもんの登場人物の場合もそうだが、マンガの世界では、作者の意向次第で、歳月の流れを如何様にも操作できるというところがスゴイ。これが生身の人間の登場する映画となると話は違う。渥美清さんが主役をつとめた寅さんの映画でもキャストの加齢は隠せなかったし、最近、航空機の中で観た映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』でも古行淳之介を演じる須賀健太が前作より身長が18cm伸びたり声変わりしたりしていて監督を困らせたと聞く。マンガではそういう心配が無いから便利なものである。




夕刊は要るか?

 各種報道によれば、毎日新聞社は13日までに、北海道内での夕刊発行を8月末で廃止することを明らかにしたという。このことに関するYahooクイックリサーチの結果を見たところ、5月14日朝の時点(14585票)で、「不必要」61%、「必要」22%、「新聞を購読していない」18%という比率になっていた。ネット経由のクイック調査なので、回答者層が「夕刊不要」に偏っている可能性は大であるが、私自身も「不必要」に1票を投じたところである。

 というか、私は自分では一度も夕刊を講読したことがない。いま講読している新聞は、契約当初から朝刊(日刊)のみであり、月極で3090円となっている。妻の要望もあってずっととり続けているが、私自身は別段、(配達されてくる、印刷媒体の)新聞はそれほど必要に思っていないし、読む時間も殆ど無い。物欲が無いので、折り込みチラシなどはゴミをふやすばかりだ。ま、人それぞれ事情があるので、ニーズがあってビジネスが成り立つなら続けたらよいだろうが、個人的には、夕刊はもとより、日刊そのものも必要性を感じていない。何かのきっかけ(講読代金値上げなど)があれば、止めてしまう可能性大である。