じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 3月21日の日の出(06時13分〜14分頃撮影)。春分の日の翌日であるため、太陽はほぼ真東から昇る。私の住むアパートは、東西方向にほぼ正確に建てられているので、この時期、少し身を乗り出せば、北側と南側の両方の窓から日の出を眺めることができる。


3月20日(木)

【思ったこと】
_80320(木)[一般]春分の日のテレビ番組から

 春分の日前後に視たテレビ番組の感想をいくつか。

藤重政孝の大陸横断1万4千キロ〜東京−ロンドン 浪漫鉄道の旅〜

 1930年代、東京・新橋から船や鉄道を乗り継いでロンドンまで到達する連続切符が発行されていたという。そのルートの1つを辿るというもの。

 番組の終わりのほうでロンドンに着いた藤重氏が、

(景色はそのつど変わっていくので)これと同じ景色は二度と見られない、と思ってきたが、じつは変わっていくのは自分のほう。この景色を見ている今の自分は今しかいない、今度来た時は別の自分になっている。

というような意味のことを言っておられたのが印象に残った(但し、長谷川の記憶に基づくため不確か。私の思い違いかもしれない。念のため)。

 これはアイデンティティをどう捉えるのかという重要な問題に関わってくる。もっとも、海外旅行に関して言えば、経済発展の著しい中国やロシアの街並みを目の前にする場合と、山や湖といった大自然、あるいは歴史的建造物を目の前にした時では、自分自身の同一性、年月の流れなどについての感じ方はかなり変わってくるように思う。な

 なお、今回の番組では、韓国〜中国〜モスクワと、ドイツの一部が紹介されていたが、モスクワからベルリンまでの東欧区間については何の紹介もなかったのが少々残念。

 余談だが、3月19日、第16回 全国一周バスの旅(30泊31日)が3月19日、札幌駅前のJRタワーホテル日航札幌を出発したという。しかし、価格が2名1部屋の場合で1人あたり120万円というのはちょっと高すぎるなあ。


ワースト脱出大作戦

 夕刻、レスパール藤ヶ鳴のサウナ室の中でたまたまこの番組をやっていた。番組構成はだいたいこちらこちらに近い内容であり、今回はその成果発表会のようなものであったらしい。

 サウナ室の中で視たので、ずっと中に居るわけにはいかず、番組全体のことはよく分からなかったが、そんななか、

●地方格差の縮図・人口減少率最大の町…北海道歌志内市

で、地域通貨を活用した取り組みが行われているのが印象に残った。地域通貨については私自身過去に論文を書いたこともあるが、基本は、新たな交流をいかに強化するのかという点にある。歌志内でも最初はなかなか活用されず参加者も少なかった。その後、萩本欽一氏が自ら乗り込み、さらに、地域通貨活用体験イベントなども実施してとりあえず軌道に乗ったというところで終わっていたようだが、持続させるにはまだまだ課題が多いのではないかと思う。

 余談だが、岡山県がワーストとなっている項目は、お米の購入費だった模様。岡山県民がお米を食べないのか、それとも、実家等で生産したお米を分けて貰っているから購入が少ないのか、詳しいことはよく分からなかった。

鹿男あをによし

 某家族(複数)が熱心に視ていたようだが、鹿が人間の言葉を喋るなどという映像はまさに、子ども向け番組。大人が真剣に視ているからには、よほど感動的なストーリーに違いないとは思う。鹿が喋る映像より、それを真剣に視ている大人たちの様子のほうがよっぽど謎である。

 余談だが、奈良公園の鹿というと、弁当など広げていたらたちまち寄ってきて横取りされてしまったこともあり、そのうえ、糞ばかりまき散らして、あまり親しみはわかないなあ。