じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 このところの暖かさと春の日射しのおかげで、生き物たちの活発な様子を眺められるようになった。

 写真上は、桜の木に群がるスズメたち。少し前にはムクドリの群れやメジロ、最近では、ツグミ、モズなどを目撃しているが、望遠レンズつきのデジカメでないと撮影は難しい。

 写真下は一昨日に見かけたキチョウ。越冬型ではないかと思われる。


3月14日(金)

【ちょっと思ったこと】

ブルートレイン廃止

 各種報道によれば、JRのダイヤ改正で1949年から東京ー大阪間を結んできた寝台急行「銀河」が廃止され、14日の夜に大勢のファンに見送られて最後の列車が出発した。今回廃止されたのは他に、大阪と九州方面を結ぶ「なは」と「あかつき」。

 このうち急行「銀河」は中学1年の頃に初めて乗った記憶がある。この時は東京〜姫路まで運転されていた。大部分の乗客は大阪や神戸で降りてしまい、姫路に着く頃は車内がガラガラであったことを記憶している。小学校の頃に乗った「新星」(上野駅〜仙台駅間)に続いて、人生2番目の寝台車体験であった。

 寝台列車はその後も何度か利用したが、新幹線自由席特急券やビジネスホテル宿泊料金に比べると寝台料金のほうが割高なこともあって、「銀河」自体はたぶん合計で5〜6回の利用にとどまっていた。このほか、長崎に住んでいた時には「あかつき」を利用したことがある。「あかつき」の上り列車は長崎を19時47分に出発し、鳥栖で「なは」に併結され、京都に07時53分に到着することになっている。その途中、岡山駅に5時01分〜5時03分に停車するが、早朝の散歩時には、この列車がガタゴトと通過していく音が聞こえることがあった。16日以降はもう聞こえなくなってしまうのだろう。

 余談だが、在来線の特急列車を利用する場合は、一部を除いて、新幹線との乗り継ぎ割引が適用されている。この制度を使うと、同じ区間をブルートレイン1本に乗るよりも、手前の駅で新幹線に乗り換えたほうが安くなるという場合がある。しかも新幹線利用のほうが早く到着できる。そんなこともあって、私自身は、寝台列車を始発駅から終着駅まで乗車したという経験があまりない。

 さて、最近は、もっぱら航空機か新幹線を利用することが多く、私自身にとっては、国内の寝台列車を使うというメリットはまず無い。こう言っては何だが、観光旅行として寝台列車を楽しむのであれば、海外のほうが割安で景色も楽しめると思う(こちらこちらに参考アルバムあり)。