じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 1957年7月。夏休み直前の通園風景。実家の庭にはトウモロコシ、桃などが植えられており、幼少の頃から、植物や昆虫に身近に接することができた。



10月4日(木)

【ちょっと思ったこと】

百円商品と高額商品を見分けるゲーム

 1日前の話題になるが、10月3日の夕食時にたまたま「はねるのトびらSP!!」という番組の、ほぼ100円ショップというコーナーをちらっと視た。

 ウィキペディアの当該項目によれば、このゲームでは
100円ショップの商品の中に見分けのつきにくい高額商品が混ざっており、出演者が高額商品を避けて100円の商品を選んでいく。高額商品であっても選んだ品は自腹で買い取らなければならず、高額商品を自腹で買うことが罰ゲームを兼ねている。
となっており、「安っぽい品にしか見えないような高額商品が多数出るため、「高額商品をボロクソにけなす」という珍しいスタンスのコーナーである」とされている。「The・ダイタイソー」という番組内の店名は「ザ・ダイソー」のパロディであるという。

 私がこの番組を視たのは初めてであり、過去の経緯は知らないが、素朴に考えると、

●100円ショップの商品の中の見分けのつきにくい高額商品を誤って選んでしまうとそれを自腹で買わなければならない

というルールよりは、

●100円ショップの商品の中から、見分けのつきにくい高額商品を選び出すという、目利きの良さを競う

というルールにしたほうが、「宝探し」的な面白さがあるように思えるのだが、どんなもんだろうか。

 100円商品(税抜き)と高額商品を見分けるという点では原理的に変わらないが、前者では、出演者が間違えて高額商品を選んだ時に、

●えっ? 安物に見えるのにそんなに高いの?

という反応だけで、本物(100円)と偽物(←ここでは、高額商品が「偽物」となる)のいずれも安っぽく見えているというイメージしか形成されない。

 いっぽう、後者のルールにすれば、出演者が間違えるということは、100円商品を高額商品として見誤るということを意味し、その場合の反応は

●えっ? そんなに豪華に見えるものが100円で買えるの?

という驚きがあり、結果的に、100円商品の魅力をアピールすることになるはずだ。

 ちなみに、私自身が100円ショップでよく買うものとしては、

●老眼鏡、サングラス、旅行用ウェットティッシュ、寄せ植え用の鉢、鉢台、自転車用の油、プラスチック製のデンタルフロス、地図

といったところだろうか。老眼鏡はもう何十個も買っているのだが、いろんなところに置き忘れてしまう。たかが100円ということで物を粗末に扱う、というわけではなく、単に物忘れがひどくなっているためと思われる。このほか、100円商品の購入が環境問題にどういう影響を与えるかについてもちゃんと考えてみる必要がありそう。