じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
 台風5号(アジア名:ウサギ)は8月2日18時前に宮崎県日向市付近に上陸、その後九州を北上したあと、3日未明に瀬戸内海から山口県宇部市付近に再び上陸し、その後、日本海に抜けた。今回の台風は、中心から離れた場所でも大雨をもたらしており、8月3日の6時台の1時間雨量Top3は、佐賀県嬉野 55.5ミリ、佐賀県多良岳 51.0ミリ、長崎県雲仙岳 44.5ミリなどとなっている。

 岡山市では8月2日の14時頃から8月3日の04時頃まで風速10メートル以上の強風が吹き荒れたが、05時以降は弱まっている。また、岡山、鳥取、松江の3市の72時間雨量は0ミリのままとなっている。

 早朝の散歩時に見た限りでは、農学部農場の桃、ブドウ、ビニールハウスなどには被害は出なかった模様。水田のポンプに取り付けられている雨傘もボロボロではあるが、吹き飛ばされずに残っていた。

 8月3日の文学部オープンキャンパスも予定通り開催できそう。


8月2日(木)

【ちょっと思ったこと】

横綱・朝青龍への処分

 大相撲の横綱・朝青龍が腰の疲労骨折などのため巡業への不参加を申し出ていながらモンゴルでサッカーをしていた問題で、日本相撲協会は1日、臨時の理事会を開き、朝青龍を秋場所と九州場所の2場所の出場停止、4カ月間30%の減俸、期間中の謹慎などの処分を決めたという。

 この件については、様々な意見が出されているようだが、私がよく分からないのは、夏巡業の休場届の理由であった「腰骨の疲労骨折」が仮病であったのかどうかということだ。過去ニュースを検索したところ、朝青龍は7月25日に日本相撲協会に腰の疲労骨折などによる全治6週間の診断書を提出し、巡業の休場が認められていたというが、医師の正式な診断書がある以上、仮病とは言えない。

 ネットで調べた限りでは「疲労骨折では、X線でもひびが見えないことがあります。」とされていたが、とにかく医師がそのように診断している以上は、それを前提に議論を進めるか、もしくは、診断書自体の信憑性について解明を進めるべきである。

 大相撲の激しい稽古と、親睦目的のサッカーでは、腰にかかる負担はかなり違う。リハビリのために軽い運動をしていた、という理屈も成り立つはずなんだが、なぜ仮病扱いされてしまったのだろうか?

 おそらくその背景には、大相撲の伝統やしきたりを何度か無視してきたことへの不満、横綱の品格にふさわしくないといった反発の蓄積があるものと思う。じっさい、インタビューで「朝青龍への処分をどう思うか?」と訊かれた通行人の中には「これまでいろいろ(人騒がせなことを)やってきたから、しようがないでしょうねえ」という感想が多かったように思うが、本来、処分というのは、具体的な違反行為に限って、根拠を明確にして出されるものである。朝青龍がどんなに憎まれていたからといって、それだけでは処分はできない。まずは「疲労骨折、全治6週間」という診断が正確であったのかどうか、また、「疲労骨折」の診断は、巡業参加には不適であるが、リハビリ目的のサッカー程度なら可能であったのかどうか、ちゃんと精査すべきではないかなあ。でないと、「アイツは嫌いだから追い出せ」の大合唱に与することになってしまう。

 横綱としての責務を果たすためには、疲労骨折であっても、できる限り巡業に参加し、土俵入りだけでもよいからファンにサービスすべきであったことは言うまでもないが。