じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
7月3日早朝は雨の中の散歩となった。岡山では6月の降水量は106mmであり、平年値185.8mmを大幅に下回ったが、県北部では5〜6月に合計300mm前後の雨を記録しており、水不足は感じられない。

 いっぽう、7月の平年値は160.0mm。今のところ、平年値に順調に近づいているように思える。なおこちらの情報によれば、7/2現在の早明浦ダムの貯水率は24.1%(平年は89.0%)。九州で大雨となっている割には、この地域の雨量は少ない。平年並みまで回復できるだろうか。


7月2日(月)

【思ったこと】
_70702(月)[日記]日記才人閉鎖直前(2)公園のベンチと日記才人

 毎朝の散歩時、公園のベンチにたまたま座っていた人と挨拶を交わす。何かの話題をきっかけに話が弾み、知り合いになることもあれば、一度限りで終わるということもある。毎朝来ていた人が突然姿を見せなくなることもあれば、近くに別の公園ができたので散歩道を変えてみたという人もいる。

 引っ越しして何年も離れていた後に久しぶりにその公園を訪れてみると、同じ場所に同じベンチがある。そこで思い出されるのは、昔遭った人たち、そしてその頃の自分である。しかし、そのベンチがいつ、誰の手によって造られたものなのかに注意を向ける人はまずあるまい。

 日記才人(ニッキサイト)が近く閉鎖されるということで、多くの関係者がいろいろな想いを書いておられるが、大部分は、自分自身と日記才人との関わり、あるいは、日記才人を通じて知り合った人との交流の思い出など。日記才人やその前身の日記猿人が誰によって造られたのか、誰によってメンテされていたのか、というところに関心を向ける人はごくわずかに過ぎない。ま、しかし、これも致し方ないことかもしれない。近くに新しい公園ができたら散歩道を変えるというのも当然のことであろう。




 いつだったか、東京・井の頭公園を訪れた時に思い出ベンチのプレートめぐりをしたことがあった(関連記事が2004年2月3日の日記にあり)。

 日記才人にもこういうプレートがあればと思うのだが、ネットの世界は有形ではない。
...ただ単にソコに漠然と何の理由も無しにただずっとソコに在るモンだ、としか思ってなかったんじゃないのか。
と言われると心が痛む。ベンチのありがたみは、それが無くなって初めて始めて気づくものかもしれんなあ。