じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]

 今の季節の早朝の散歩時に見られる「三大絶景」。田んぼに映るケヤキ、朝日を浴びるケヤキ、朝日を浴びる半田山とサツマイモ畑。

 早朝の散歩にどの程度の健康増進効果があるかどうかは不明だが(←逆にリスクもあると言われている)、こういう景色を見られるだけで満足。私の場合、健康保持目的の手段として散歩するというより、散歩自体が目的化している。


6月16日(土)

【思ったこと】
_70616(土)[旅行]夏休みの海外旅行候補

 このところ忙しい毎日が続いており、情報収集する機会が限られているのだが、今年の夏休みもぜひ、どこかの山登りかトレッキングに出かけたいと思っている。

 私の場合、8月3日にオープンキャンパス、8月4〜5日には行動分析学会があるので、8月6日以降の出発というのが絶対条件となる。

 まず第一希望として考えたのは、カムチャツカ半島のアバチャ山登頂ツアーである。この登山は、標高800メートルの山麓キャンプ地から頂上(2,741m)までを一気に往復する日程となっており、年々体力が衰えつつある私としては、元気なうちに登っておきたいところである。

 もっとも、複数の会社で企画されているコースはチャーター便利用の5日間コースとなっている。山麓滞在は実質的に3日間。3日目が予備日となっているが、2日とも雨や濃霧だったら目もあてられない。

 ということもあり、どうせなら9日間のほうがいい。うち一社は、アバチャ山のほかレトゥナーヤ・ポペレチナーヤ山にも登頂という企画になっており、いくら悪天候になっても、どちらかの山には登れるのではないかと思う。




 第二希望として考えているのは、モンゴルの大地(北部地域)を四駆で駆けめぐるという、私好みのツアーである。羽田からの深夜チャーター便を利用しウランバートルに1泊。そのあとはすべてツーリストキャンプもしくはテント泊ばかりというからスゴイ。8/11発であれば、ペルセウス座流星群を眺めるチャンスもある(日本時間で8月13日午前8時が極大)。また同じ13日が新月にあたっているので、日中に眺められるはずの雄大な大自然のほか、晴れていれば毎晩、満天の星が眺められるはずだ。

 同じチャーター便利用のツアーは各社から企画されているようだが、はっきり言って私は、遺跡めぐりや歴史スペクタクルショーのようなものには全く興味がわかない。




 以上2つ(2社3コース)のいずれかに参加したいと思っているのだが、残念ながら、現時点ではまだ催行が確定していない。申込み者ゼロというコースもあるとか。

 これらがダメだった場合の第三希望は、青蔵公路(西寧→青海湖→茶か塩湖→沱沱河沿→納木錯(ナムツォ)湖→ラサ)をめぐるツアーなんだが、これまた、青海チベット鉄道の大人気のとばっちりで、すっかり客足が途絶えてしまったようだ。

 格爾木(ゴルムド)からラサまでの区間は標高5000メートルの峠を越える必要があり、確かに、鉄道利用のほうが高山病にかかりにくいというメリットはあるだろう。しかし、長江源流域やナムツォ湖にも立ち寄らず、一気に通り過ぎてしまうというのは余りにも勿体ない。それと、いくら気密性の高い鉄道でラサ入りすると言っても、高山病の危険は常につきまとう。今年の夏には、かなりの一般旅行者がラサを訪れるものと思うが、高度障害に伴う事故がゼロで終わるとは到底思えないなあ。そう言えば、少し前に冬のチベットを訪れた時にも、同じコースを歩いた別ツアーで、ハイキング中に突然倒れてそのまま亡くなられた方がおられたと聞いた。チベットに行かれる予定の方はせめて、事前に、富士登山(できれば頂上小屋で1泊)ぐらいはしておくべきだと思う。




 青蔵公路もダメな時は、

●カザフ・キルギスから国境を越えて中国・新疆ウイグル自治区へ

●東トルコ一周(←アララット山を見たい)

あたりを考えているが、この2本は外務省の最新の渡航情報(危険情報)を見ておかないと安心できない。ま、本当のところは、危険地域で爆弾テロに遭うリスクよりも、安全とされている地域でバス事故に遭ったり、航空機が墜落するリスクのほうがはるかに大きいとは思うのだが。