じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]

 3月12日17時33分発の広島行き「のぞみ」の車窓から見た富士山。冬型の気圧配置のもとで、東京〜新富士区間の各所で、日没前後の富士山の様子を眺めることができた。写真は上から、17時57分、18時02分、18時18分頃撮影。この日の東京の日の入り時刻は17時45分。

 最近はデジカメ高性能化により、暗くなってもけっこう鮮明な画像が得られる。これらの写真はいずれも、シャッター速度1/1000、距離無限大固定で撮影した。

 あと10日ほど経って同じ列車に乗車すれば、新富士付近で夕日に赤く染まる富士山(マッターホルンで言えばこんな感じ)が眺められる可能性がある。もちろん晴れていればの話だが。



3月12日(月)

【思ったこと】
_70312(月)[心理]第一回構造構成主義シンポジウム(2)シンポの第一印象

 3月11日に早稲田大学で開催された

第一回構造構成主義シンポジウム:わかりあうための思想をわかちあうためのシンポジウム

の感想の1回目。内容を取り上げる前にまず、第一印象を忘れないうちにメモしておきたい。

 会場の早稲田大学西早稲田キャンパスを訪れたのは、子どもの頃に父親に連れてきてもらった記憶がある程度で、たぶん半世紀ぶりのことである。地下鉄の早稲田駅を降りて地上に出たとたん方向を見失ってしまったが、同じキャンパス内で別のイベント(何かの検定試験?)が行われているらしく、それらの人の流れについていったら入り口にたどり着くことができた。早稲田大学というのは校門がなく、普通の道路沿いに各学部の建物が並んでいたような記憶があったのだが、実際は、扉で仕切られたひとまとまりのキャンパスになっていた。ちなみに、日本心理学会の年次大会が早稲田大学で行われたことは、私が参加した大会だけで2回あったが、一度目は文学部(戸山キャンパス)、二度目は人間科学部(所沢キャンパス)であり、今回の会場とは別であった。

 開会前、壇上で数人の男性が準備や打ち合わせをしておられたので、たぶんアルバイトの大学院生だろうと思っていたら、なっなんと、そのうちのお一人(K氏)は今回のシンポの中心人物のお一人であった。中心人物のもうお一人の方(S氏)とともに1976年生まれであるというから、もの凄い若さだ。1976年と言えば、私が修論を書いていた年である。

 若い方がおられるいっぽう、特別講演者の養老孟司先生は1937年生まれ、開会の辞を述べられた池田清彦先生は1947年生まれということである。にも関わらず、討論の中で、「若手」と「長老」の世代差を感じさせないところがまことに不思議であった。


 次回に続く。