じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
農学部一号館前のオス(左)とメス(右)のカイノキ(楷樹)。年によってはこちらの写真(2000年11月24日撮影)のように紅葉がずれることがあるが、今年はおそろいで紅葉している。2004年の台風23号でオスが大被害を受け、花粉が少なくなったためにメスの樹が受粉できず、実が少ない分、メスの樹の紅葉が目立つようになったとも考えられる(←風が吹けば桶屋が...みたいな理屈)。



11月22日(水)

【ちょっと思ったこと】

「絶壁犬」救出

 11月22日の昼食時にテレビのスイッチをいれたら、ちょうど、、徳島市中心部にある眉山中腹のコンクリートで覆われた絶壁に取り残された犬が救出される場面を生中継していた。消防署員が上から網を降ろすと、逃げ場を失った犬は足を踏み外して真っ逆さまに...それを、待ちかまえていた網で無事にキャッチという作戦が成功した。

 無事に救出され、また、保護されている県の動物愛護管理センターには、「ぜひ飼いたい」という申し出が寄せられているということで、まずは安心。

 この救出騒動で若干疑問に思ったのは、まず、「5日前から飲まず食わずの状態で取り残されていた」という点だ。崖の上からロープで餌と水をたらしてやればとりあえず衰弱は防げたであろうし、いっそのこと毛布や犬小屋も降ろしてやれば住み着くこともできる。そのあとでじっくりと「救出」すればよいのではないか。保健所も消防署も、業務として定められた範囲から外れて、餌や水の補給までは出来なかったのかもしれないが。

 それと、これもよく分からないのだが、そういう餌に睡眠薬を混ぜておけば、じきにグースカ眠り出すに違いない。それを見届けた上でレスキュー隊員が現場に降りたって抱きかかえて保護するということもできたのではないだろうか。

 なおこの犬の保護情報はこちらにあり。近々譲渡動物リストにも掲載されることになると思われる。MBSのニュースには、「救助は近所の住民や仲間とみられる野犬が見守る中で行われ、...」とあるが、これら野犬たちもいっせいに捕獲し、「絶壁犬とその家族」として動物園で公開すれば、多くの入園者に感動を与えることになるのではないかと思う。

【思ったこと】
_61122(水)[教育]大学教育改革プログラム合同フォーラム(10)特色GP分科会(5)学部横断型・少人数・初年次教育の意義

 昨日の続き。

 11月12日午後に開催された分科会では、3件の事例報告に引き続いて、各話題提供者と各審査部会の委員によるパネルディスカッションが開催された。

 TH大学の「学部横断型基礎ゼミ」の取組に関しては、審査委員のお一人から、学部横断型教育を行うことのメリットとして
  • テーマが多彩
  • 他学部学生と友人になれる
  • 専攻・価値観の違う人と議論できる(議論せざるを得ない)
  • 他学部学生と接する機会は、教員自身にとってのFDにもなる
  • TAにとっても得がたい経験になる
などの御指摘があった。このほか、少人数であることにより、教員との距離が近いことも大きなメリットである。その反面、
  • 基礎ゼミ終了後は、従来通りの一方通行型の授業が続くのでは?
  • 200名以上という大人数の教員に対して事前のFDがきっちりできるかどうか?
  • 学生の希望が特定のゼミに、もしくは、理系は理系、文系は文系にというように偏ってしまう恐れはないか?
といった心配点が指摘された。また希望としては
  • 学年が進んだ時点でもう一度このような経験ができるとすばらしい
  • 大学院教育改革の一環として、M1前期などでもこのような経験ができるとよい
  • MOTやMBAの授業のような白熱した議論ができるとすばらしい
といった点が挙げられた。

 このうち心配点の3番目の「偏り」に関しては、11月19日の日記にも引用したように、実際には、
9学部からの学生が受講している基礎ゼミが4クラス、8学部が7クラス、7学部が16クラス、6学部が31クラス、5学部が26クラス、4学部が35クラス。→引き算すると、3学部未満は35クラスということになる。
という構成からみて、実際には、ほどよく多彩な構成になっている模様だ。また一部のゼミでは、意図的に、担当教員が所属する学部とは異なる学部の受講生を求めているところもあるという回答であった。


 次回に続く。