じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]  岡山市内に出現?した「岡山タワー」。ずっと以前からあったOHKのアンテナ塔を何らかの目的でブルーシートで覆ったため、目立つようになった(覆われる前の写真がこちらにあり)。

 なおウィキペディアによれば、「OHK」は「おかやま ほうそう きょうかい」ではなく
コールサインの一部「OH」と、会社の英語表記名であった”Okayama Hoso K.K”(現在はOkayama Broadcasting Co., Ltd.)の頭文字から取ったといわれている。
だそうだ。余談だが、この建物のすぐ近くには「OSK」というのもある。これは岡山スポーツ会館のこと。


7月15日(土)

【ちょっと思ったこと】

ピラミッドは何のために作られたか

 7月15日の夕食時に「世界一受けたい授業!!」の一部を視た。その中で興味深かったのは、吉村作治先生のピラミッドについての授業であった。

 ギザのエジプトは、今年3月29日のエジプト皆既日食見物の時に初めて間近に眺めることができたばかりであるが、確かにあれが「お墓」であるという「定説」は疑ってみたほうがよさそうだ。吉村先生が言っておられたように、ピラミッドの中に「安置」された「石棺」は、王様のミイラを入れるにしては小さすぎる。また、どのピラミッドからも、ミイラや埋葬品のたぐいは発見されていないとか。

 同じツアーでは王家の谷も見に行ったが、とにかく、少なくともある時代にあっては、エジプトの王は、できる限り目立たないように自分のお墓を作ろうとした。

 ピラミッド建設が農閑期における公共事業(失業者の雇用対策)として行われたという説は以前にも聞いたことがある。じっさい、ピラミッドの近くからは、建設従事者のための住居後や「出勤簿」が発見されたという。そりゃ、ごく一部では奴隷を酷使したかもしれないが、奴隷の強制労働だけであんなに大きな物が造れるとは考えにくい。

 では何のためかということになるが、もし、後の世の経済効果、つまり、4500年後の子孫に観光収益の潤いを与えるという目的で造られたとしたら、人類最大の「先見の明」があったということになる。

 番組ではこのほか「スフィンクス→狛犬」説も披露されていたが、とにかく、エジプトのスフィンクスがピラミッドの守り神でなかったことは確かである。3月の旅行の時は、スフィンクス参道(インデックスはこちら)というのもあった。





巨人戦中継のキャッチフレーズ

 7月16日の朝日新聞に、「巨人やっと闘争心 2度目の10連敗 阻止」という見出しの記事があった。7月15日終了時点のセリーグは
  1. 中日 46勝30敗
  2. 阪神 48勝34敗
  3. ヤクルト 41勝41敗
  4. 広島 36勝44敗
  5. 巨人 37勝48敗
  6. 横浜 34勝46敗
となっており、「2強1弱3例外」状態。しかし、そんな中でも、岡山では巨人戦の中継が未だに続いているようだ。

 これだけ負けている巨人の試合を誰が観るのかと思いたくなるが、視聴率確保が至上命令となっている民放も必死である。7月16日の新聞テレビ欄を見たところ
一戦必勝ジャイアンツ 原監督が決意の総力戦 リーグNo.1得点力誇る古田ツバメ軍と激突!! 虎vs竜首位攻防戦速報
とあった。そうか、ヤクルトは得点力No.1だったのか、と念のためチームデータを見たら、確かに15日終了時点で398得点とあった。82試合で398点ということは1試合平均4.85点、こんなにとれたら普通は首位独走のはずなんだが、チーム防御率は4.02で、横浜に次いで2番目に悪い成績。勝率5割となるのも納得できる。

 「虎vs竜首位攻防戦速報」をアピールするくらいなら、最初から、阪神vs中日戦の中継をやれっちゅうに。