じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] 中国チベット自治区ラサと青海省西寧を結ぶ青蔵鉄道が7月1日に全線開通し、ゴルムドからの一番列車がラサに向けて出発したという。

 写真は2005年の正月に冬のチベットを訪れた時の写真。背景はニェンチンタン(グ)ラ(念青唐古拉)山(7162m、詳しくはこちら)。ヤクの群れと雪山のあいだに、今回開通した鉄道の法面が見えている。青蔵鉄道の車窓からの風景の中でも、この付近は最高の景勝地となることだろう。もっとも、真夏にどの程度まで山が見えるのかは、運次第。



7月1日(土)

【ちょっと思ったこと】

すぐに壊れる雨傘

 今年の梅雨は雨が多く傘を使う機会が多い。100円ショップで買った安物ばかりというせいもあるのだろうが、私が使っている傘は、たいがいどこか骨が折れている。折れた部分は布に刺さり穴があく。数回使ったたけで用をなさなくなり、またまた100円ショップに買いに行く。そんな繰り返しで結局損をしているようにも思える。

 そもそも傘ってそんなに壊れやすいものだっただろうか。私が子どもの頃は、家族の傘というのはそれぞれ決まっていて、何年も使い続けたものだ。傘修理のお店もあったし、骨を補強したり、穴を縫いつけたりして自力で修理することもできた。しかし、安物の傘では骨そのものが細すぎて補強すらできない。わざと壊れやすくして、買い換えの需要を待っているようにさえ見える。

 丈夫な傘は無いものかと、たまに利用するネット通販で検索したところ

台風並みの秒速24mという強風にも耐える強度を実現

などというのも見つかったが、税別で5800円ということは、100円傘の58本分。温帯雨林で知られるタスマニア原生林トレッキングにもう一度出かけるなら買ってもよいが、ふだんの通勤にはどうかなあ。

 余談だが、JR西日本各駅の中でも駅忘れ物が一番多いのは岡山駅であると聞いているが、こちらの統計によれば、やはりダントツは傘だそうだ。5800円の傘だったらちゃんと名前も書いて、忘れた時にはすぐに駅に連絡するが、100円傘ではどうかなあ。ま、地球環境全体のことを考えると、一本の傘を大事に使うべきだろうとは思うのだが。