じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] エリカ。3枚の写真は左から順に、1月18日、3月5日、5月15日に撮影したもの。開花期が長いことに驚くとともに、色の変化が面白い。5月の写真では「ジャノメエリカ」にふさわしい蛇の目が現れている。


5月16日(火)

【ちょっと思ったこと】

早明浦ダムは満杯

 昨日の日記で、早くも梅雨模様の天気が続いていると書いたが、16日も17日も雨の朝となった。カッパを着て早朝の散歩に出かけている。

 これだけ雨が降れば水不足はあるまいと思って、渇水の時によく話題となる早明浦ダムの貯水率を見たところ、予想通り100%を維持していた。もっとも、水不足が本当に深刻化するかどうかは、もう少しあとの田植え後のシーズンの雨量にかかっているようだ。

【思ったこと】
_60516(火)[教育]アンケートの情報的価値と大学改革

 4月から学内の教育改革推進のプロジェクトに関与している。大学改革といっても、研究者養成、専門技術者養成、教養教育主体、...というように目標がはっきりしている大学(あるいはその中の学部)の場合は比較的やりやすいのではないかと思うが、私のところのように規模が大きく、多種多様なニーズに応えなければならない大学の場合には、いくつかのレベルに分けた上で、連携をはかっていくことが必要ではないかと思っている。

 これは大雑把に言って、

(1)きわめて有能、優秀な学生に対してどのような学習機会を与えるか
(2)標準的なレベルの学生に対して、どのような特色ある教育を行うか
(3)何らかの事情で成績不振、修学困難となった学生に対してどういうサポートを行うか

という3つのレベルに分けられる。

 大学に入ってきた学生が全員ちゃんと卒業できるように教育責任を果たす必要があることから(3)のサポートを欠かすことはできない。これまでも、指導教員(実質的なアカデミック・アドバイザー)体制の充実などにより、その底上げをはかってきたところである。

 しかし、(3)だけに注目を向けていたのでは(1)や(2)を実行に移すことはできない。最近では、外部評価や第三者評価、GP申請にあたって、(1)や(2)に関するユニークな取り組みが評価されるようになってきた。




 さて、ここで留意しなければならないのが、学生に対して実施したアンケート調査(授業の満足度、期待していたことと現状とのギャップなど)をどこに活かすのかという点である。(2)のレベルで大きく物を言うことは間違いないのだが、(1)のレベルのニーズは常に少数意見であって、比率や平均値にはなかなか反映されない。また(3)に該当するような学生は、授業に出席しないことが多く、そもそも回答者に含まれていない。

 アンケート結果は尊重しなければならないし、各方面の説得させるための客観的証拠として使えるというメリットがあるが、それだけに頼っていては先に進めないということも確かである。