じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] [今日の写真] ヤマブキの花。この時期の新緑との対比が美しい。英名はJapanese rose。写真左の八重咲きは園芸品種で種ができないという。


4月27日(木)

【ちょっと思ったこと】

ホリエモン保釈

 各種報道によれば、証券取引法違反の罪で起訴されたライブドアの堀江貴文元社長は、4月27日、およそ3か月ぶりに保釈され、東京拘置所を出た。保釈保証金は3億円で、堀江被告は既に小切手で納付しているという。

 このことで以前から疑問に思っていたのは、勾留期間が異状に長かったことだ。各種の解説サイト(例えばこちら)にも記されているように
  • 警察は逮捕から48時間以内に被疑者を送検しなければならない。
  • 勾留期間は、検察官による勾留請求が行なわれた日から原則として10日間。その期間内に起訴しないときは、検察官は被疑者を釈放しなければならない。
  • 10日間では捜査が充分に行なえなかった場合は、勾留期間の延長を裁判官に請求し、それが認められればさらに、10日間の勾留が可能で最長20日間の勾留ができる(逮捕から最長23日間、被疑者を拘束することができることになる。例外的にさらに5日間。
 現実には、「取り調べの途中で別の犯罪容疑が明らかになった」という理由で、「再逮捕」が繰り返されるようだが、これって、裁判にかけずに無実の人を長期間勾留することに悪用される恐れはないのだろうか。殺人・傷害事件は別として、お金や基本的には、証拠隠滅の恐れが無い限りは早期に釈放し、裁判で決着させるのが、人権を尊重した法治国家のあるべき姿ではないかと思う。

 余談だが、保釈金については、「払ったら戻らない」とか、中には保釈と出獄を取り違えて「お金を払って刑期を短縮させた」と思い込むなど、いろいろと誤解があるようだ。
 こちらの説明によれば
保釈金は「預かり金」だから、裁判が終わって判決が確定すれば、有罪であっても本人に返却される。返却するまでは雑収入として国庫に入れられる。返却するときは、裁判所の予算から支払う。ただ預かるだけでは無駄だから金融機関で運用することになるが、それで利子がついたとしても、返却のときに、利子つきで返却するわけではなく、最初に払った金額をそのまま返すことになる。
という。保釈金をライブドア株で運用したらどうなるのかと思ったが、すでに上場廃止だったか。

【思ったこと】
_60427(木)[電脳]モバイルディスクからポータブルHDDへ

 4月20日の日記で、カード型モバイルディスクの読み書きに不具合が起こったと書いた。

 その後けっきょく、ロジテックの耐衝撃ポータブルハードディスク(80GB)を購入し、月曜日から使い始めた。

 モバイルディスクから急いで切り替えたのは、モバイルディスク自体のトラブルというよりも、5GBでは容量不足となる不具合が起こってきたためであった。

 元のカード型モバイルディスクに比べるとちょっと大きめだが、ポケットに入れて持ち運べるサイズではある(←ご丁寧に、携帯ストラップとキャリングポーチまでついていた)。宣伝文句によれば、90cm落下テストをクリアとなっており、物理的衝撃で壊れる心配はまずなさそう。

 ちなみにこのHDDは、出荷時にFAT32形式でフォーマットされているが、WindowsXPの場合はNTFS形式が推奨されているということだったので、まず、付属CDで初期化した。このことで初めて気づいたのだが、今まで使っていたモバイルディスク(FAT32フォーマット)も、じつはNTFS形式で再フォーマットできることが分かった。さっそくNTFS形式でフォーマットし、授業やプレゼンテーション専用に使うことにした。

 付属のソフトの中で役立ちそうなものとしては、
  • goo IDメモリー
  • Logitecフォルダミラーリングツール
があった。他にも「B's Data Guard」やgooのRSSリーダー、gooスティックなどがあるが、今のところインストールしていないので利用価値は不明。

 なお、使い始めて若干気になったのが、USB接続端子の耐久性である。あんな小さな端子に毎日数回以上、つなぎ替えをやっても大丈夫なんだろうか。