じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] タマヤナギ(冬珊瑚)。半耐寒性宿根草と言われているが、アパートの階段で何とか越冬できそう。ヒヨドリジョウゴ(2005年12月10日の写真参照)と同じナス科に属する。どちらの赤い実も有毒。



1月14日(土)

【ちょっと思ったこと】

イラン大統領の背後の写真

 各種報道によれば、イランのアフマディネジャド大統領は14日、大統領府で記者会見し、同国の核問題について、「国連安全保障理事会が関与しても、問題解決にはならないだろう」と述べ、安保理に付託されても核開発を継続する意向を表明した。

 この映像で気になったのが、大統領の背後の大きな写真である。あれは紛れもなく、昨年8月に登ったダマバンド山の写真。山麓の赤いケシは、私が登った時は、すでにこんな感じで一輪も見当たらなかったが、もう少し早い時期には山麓一帯に咲き乱れ素晴らしい光景が見られるという。ネットで検索したところ、こちらのサイトにお花畑の写真が載っていた(アルバム前後にも美しい写真あり)。

 大統領府のシンボルとして掲げられているくらいだから、ダマバンド山はやはりイランにとっては聖なる山に違いない。ボリビアの山に登った時と同様、山頂で、タイガースの旗でも振って優勝祈願をしようかと思ったこともあったが、ヘタをすれば国際問題。自粛しておいてよかったよかった。

 イランの今後の動向が気がかりではあるが、昨年夏にカスピ海沿岸スキー場を訪れた時の印象では、少なくとも金持ち階級は欧米との対立を望んでいないのではないかという印象を受けた。

【思ったこと】
_60114(土)[一般]たった一言で即解決/無職男と結婚することの是非

 夕食時、某家族の要望により

●島田検定SUPER!!「人生の大災難!たった一言で即解決SP!!」

を視た。昨日の日記でも述べたが、ああいう処世術は

●相手とはあまり関わりたくないので、なるべく穏便に事を済ませて、相手と距離を保ちたい

というニーズに裏打ちされているように思う。

 番組の中で

●次期町内会長に指名されそうになった時に、どういう一言で辞退するか

というようなクイズがあった。最も適切であると評価されたのは「やらせていただきたいのは山々だが、転勤の可能性があるので」であった。しかし、この「一言」が本当に特効薬的な効果をもたらすのかどうかは疑わしいと思う。私の住んでいるアパートでも、毎年のように「転勤の可能性がある」と言っている人がいるようだが、ゼンゼン信頼されていない。むしろ「転勤が確定した時に交代すればいいじゃない」と言われるだけで、引き受けさせられることになるだろう。

 ちなみに、大学の各種委員会の委員長に選ばれそうになった時に「転勤の可能性があるから」などと表明したらエライことになる。

 番組の中では、

●娘が無職男を連れてきて結婚したいと言った時に、親としてどう対処するか

というようなクイズもあった。「そんなことするなら死ぬ」とか「お前が結婚するなら私(=父親)も仕事を辞める」などというのはダメな一言、いちばん望ましいのは「本当に結婚する気があるなら、あと2年間待ってみなさい」というような一言であった。

 しかし私は、息子や娘の結婚に関しては親は口出しなどすべきではないと思う。あまりにも年の差が離れていたり、相手が再婚だった場合などは少々気になるが、いずれにせよ、「無職男」というだけで拒否するのは間違いである。そう言えば、私自身が結婚した時はまだオーバードクターの身の上で専任職にはついておらず。恥ずかしながら妻の扶養家族にしてもらったこともあった。