じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] ハナスベリヒユ(ポーチュラカ)。8月8日の日記に写真を掲載したように、歩道や公園のフラワーポットなどあちこちで見かける真夏の花となった。寒さに弱く、また種ができにくいので、初夏にポット苗を買ってきて挿し芽で増やすのが普通だが、この写真にある株は植えた覚えが全くない。おそらく、前年度にこぼれ種から生えた実生株であろう。再び種ができるかどうか、そっとしておきたいと思う。


9月24日(土)

【ちょっと思ったこと】

国会議員から突然の自宅訪問を受ける

 いつものように18時半ころ自宅アパートの階段を上っていくと、ドアの前で話し声が聞こえた。なんと、先日の選挙で当選した国会議員が、突然、当選の挨拶に来ていたのであった。

 日記読み日記でちょっとだけリンクしたことがあったが、実は今度の選挙では、私が卒論を指導した卒業生が民○党から立候補し、みごと小選挙区から当選していたのであった。胸にはピカピカの議員バッジが光っていた。

 私自身はどちらかと言えば郵政民営化賛成派であり、今度の市長選挙もチボリ関係者の方が最適任ではないかと思っているところであり、この卒業生とは少々思想を異にしているところであるが、とにかく、卒業生の中から国会議員が誕生したということは、まさに、大学教員冥利に尽きる喜びであり、我が講座の誇りである。どうか、つまらぬ事件に巻き込まれることなく、議員として末永く日本の発展のために尽くしてほしい。

 そう言えば、先日、某高校に出前講義に行った時に、卒業後の進路について質問された。公平を期するためにこちらの資料に基づいてお答えしたが、 ちょうど選挙直後でもあったので、

卒業後に国会議員になった人もいます

と付け加えておいた。「卒業後には国会議員になれます」ではないので、くれぐれも誤解の無いように。





阪神タイガースの優勝マジック

 阪神タイガースが9月24日の広島戦に勝って優勝までのマジックを4に減らした。マスコミではもっぱらこの「マジック4」ばかりを取り上げているが、厳密に言うと、セリーグでは今シーズン、2つのマジックが併行しており、そのうちの1つ、「勝率1位マジック」のほうは24日終了時点で「あと2」となっている。つまり、阪神が9月25日の広島戦に勝てば、その後全敗しても82勝59敗5分けで勝率.582、さらに中日が巨人戦に負けると、その後全勝しても84勝61敗1分けで勝率.579となり、阪神の勝率一位が確定するのである。過去は概ねこれで胴上げになるルールになっていた。

 現実のルールでは、中日の勝利数が阪神の勝利数を上回った場合にはプレーオフとなる。阪神がプレーオフを行わずに「完全優勝」を遂げるためのマジックが「4」になっているという次第だ。

 念のため、25日朝の時点でそれぞれの可能性を計算してみるに
  1. (プレーオフ無しの)完全優勝に必要な勝利数:残り8試合で4勝4敗。勝利数85、勝率.603
  2. プレーオフに勝ってリーグ優勝を果たす場合:残り8試合で2勝6敗。勝利数83、勝率.582。その上で、プレーオフは2勝1敗以上。
という2通りの優勝のケースが考えられる(いずれも、中日が公式戦残り試合を全勝すると仮定した上での話)。

 9月に入ってから24日までの間、阪神は13勝4敗という驚異的なペースで勝ち進んでおり、残り試合4勝4敗はそれほど困難ではない(←というか、いくら連勝が得意の中日でも、残り試合に全勝することはまずあり得ない)。しかし、相手チームやシークエンスを考えずに勝敗数だけで目論見を立てるならば、公式戦は2勝6敗、プレーオフで2勝1敗、合計4勝7敗でも何とかリーグ優勝を果たすことができる。最下位低迷時代に耐えてきた超弱気阪神ファンとしては、とにかく、4勝7敗でもいいからリーグ優勝を決め、さらに20年ぶりの日本一を果たしてほしいと願うところである。