じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 散歩道の途中に、ゴミの不法投棄の「名所」がある(2003年5月5日の日記参照)。8月2日(火)の朝にも、生ゴミが不法投棄されており、カラスに食い荒らされていた。この場所のゴミ収集日は月曜日と木曜日の週2回と決まっている。月曜日の収集が終わった直後に生ゴミを出すというのは、一体どういう神経の持ち主なのだろうか。

行動分析学会年次大会に関連して刑事司法における罰的統制の話題を取り上げているところであるが、ここに見られるような不法投棄は徹底的な罰的統制で取り締まるべきである。具体的には、まず、路上に監視カメラを設置し、不法投棄の時間帯と犯人像を特定する。常習性があることが分かれば、その時間帯に張り込み、現場を押さえて逮捕する。この取り締まりは、見せしめ的であってよい。そして懲役5年以下、もしくは1000万円以下の罰金を厳格に適用する。こういう事例が複数紹介されれば、不法投棄はたちまち無くなるはずだ。落書きや、吸い殻のポイ捨ての取り締まりも同様だ。


8月2日(火)

【ちょっと思ったこと】

炎天下の作業と定期健診のタイミング

 8月2日午後は、炎天下で大学構内の環境整備が行われた。具体的な作業は雑草除去、ゴミ回収など。また、終了後には、藤棚下で慰労の焼肉パーティが行われた。

 翌日以降に開催される公開説明会に合わせて綺麗な環境で高校生諸君を迎えようというのが、このクソ暑い時期に作業が行われる一番の理由となっている。私自身は、特別の公務が無い限りは毎年参加しているが、炎天下ということもあってとにかく体力を消耗する。体脂肪燃焼にはもってこいである。但し、焼肉パーティで暴飲暴食をすると逆効果。結果的に体脂肪を増やす恐れがある。

 さて、この時期は職員定期健診の実施期間にあたっており、私は体脂肪を少しでも減らしておこうという理由で、8月3日の朝に受診する計画を立てていた。しかし、焼肉パーティの時に生ビールをコップ2杯も飲んでしまったおかげで、体調はやや不良、やや二日酔い気味である。こんな時に検査を受けても大丈夫だろうか。肝機能検査や尿検査で異常値が出なければいいが。

 ちなみに、焼肉パーティに参加した同僚に尋ねてみたところ、大部分の人はすでに健診を受けているということであった。思い切りビールを飲みたいのでその前に受診したというのがその理由。皆さんけっこう健診の数値を気にしておられるようだが、検査の前後だけ小技で凌ごうとしても日常を反映していると言えるのかどうかは若干疑問である。

 余談だが、この日の夕刻には、岡山でものすごい雷雨があった。西の空に黒雲が現れてきたので、いったん研究室に戻ってリアルタイムレーダーを参照したところ、猛烈な雨を降らせる雷雲が接近しているではないか。パーティの参加者にその旨伝えたあと急いで帰宅し、なんとか濡れないで済んだ。その後のレーダーの様子はこんな感じ。もっとも、記録された雨量は合計5.0ミリであり、岡山市内では大した量にならなかった。




気象庁のウェブサイトのリニューアル

 気象庁のウェブサイトが8月1日からリニューアルした。ところが、URLに変更が生じたほか、各種最新情報が更新されず混乱が続いているようだ。そのあたりの経緯は、デジタル台風サイトの中の、台風9号ウェブログに詳しく記されている。

 今回のリニューアルでは台風進路予想(例えば、台風9号の予想図)のほか、私が毎日参照している毎正時の観測データなどのURLや表示形式、グラフィック表示方法などが変更された。このリニューアルには賛否両論あると思うが、個人的な感想としては、気象情報をあまり活用したことのないウェブ制作担当会社(もしくは、仕様策定を行った気象庁の役人)が、見かけのデザインばかりに凝って、真の利便性を損ねているという印象が否めない。

 現時点では台風9号は日本本土には接近しない予想となっているが、これから先の本格的な台風シーズン、あるいは秋雨前線による豪雨に備えて、こんないい加減なウェブサイト管理で良いものかどうか、十分な評価が求められるように思う。

 余談だが、民間サイトが提供しているピンポイント天気というのはあまり当てにならないことが最近の個人体験から明らかになった。3時間ごとの予想降水量などは、雷雲の発生・接近には無頓着である。昨日の雷雨は予報されていなかったし、数日前には、降水の予想がゼロに終わったこともあった。数時間以内の降雨予想は、やはりリアルタイムレーダーに頼るほうが良さそうだ。