じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 2月25日夕刻に、教室の予餞会があった。写真は、ゼミの卒業予定者から貰った寄せ書きと花束。


2月25日(金)

【ちょっと思ったこと】

前期試験

 国公立大の前期試験が25日に行われた。私の大学の場合は、25日一日のみで終了。3月10日に合格発表という日程になっている。

 少子化による志願者数の減少が気になるところであるが、代々木ゼミの資料によれば、私の大学の文学部では定員125名に対して344名の志願者(昨年は322名)、ということでまあまあの数字となっている。もっとも、他学部の中には2倍未満のところもある。2倍未満であっても受験生のレベルが高ければ直ちには問題無いが、もし減少傾向がある場合は早めに手を打っておかないと「定員割れスパイラル」に陥る恐れが出てくる。

 最近は、前期:後期の募集定員比率が前期重視にシフトする傾向があるようだ。もっとも、そうなってくると受験生のチャンスは前期一本勝負ということになる。ま、その分、選抜方法の多様化が言われているわけだが、努力すれば報われるという一般入試と異なり、推薦入試やAO入試は、受験生にとって何をどう頑張ればよいのか見えにくいという面も否定できない。「後期試験廃止」というキーワードでGoogle検索をかけたところ、こんな結果に。むむっ、上から3番目にこんな日記がランクされているぞ。





日本全国全駅下車

 少し前、横見さんという方が、JR・私鉄を含めた日本全国全駅の下車を達成されたというニュースが伝えられた(2月20日付け、大手のニュースサイトからはすでに削除されているが、「9843駅 横見」というキーワードでGoogle検索するとキャッシュが閲覧できる)。

 ネットで調べたところ、こちらに「横鉄製作委員会」による公式サイトが開設されていた。プロフィールによれば、この方は、1987年に国鉄(当時)全線乗車達成、1995年にはJR全4636駅(当時)の下車を達成。そして2005年2月20日、ついに9843駅目の上州福島駅(上信電鉄)で完全下車を達成されたということである。

 全線乗車と異なり、全駅下車というのは、文字通り、すべての駅で下車しなければ達成したことにならない。長時間の停車駅でない限りは、降りた列車に再び乗ることはできない。同じ路線を何度も行ったり来たりしながら全駅下車を目ざすというから大変なものだ(詳しいルールはこちら)。

 横見さんのサイトにはこころに残った駅ベスト3というのがあった。もっともそのうちの2駅は現在では廃止されている。残っているのは土讃線・坪尻駅だけということだ。

 私にとってもベスト3駅はどこだろうかと考えてみたが、やっぱり、子どもの頃の思い出の詰まった駅というのが一番だ。そういう意味では
  • 東急・世田谷線の若林駅←私の生まれ育った所に一番近い駅。
  • JR中央線の高尾駅←祖父母の家があったところ(当時は「浅川」という名前だった)。
  • 小田急線の片瀬江ノ島駅←駅に近づくと磯の香りがした。
という3駅が特に記憶に残っている。

 ちなみに、岡山に住むようになってからは通勤は徒歩または自転車、近隣への移動はもっぱら自家用車を使うようになったため、鉄道は滅多に利用しなくなった。岡山に住んで14年にもなるというのに、未だに、津山線(法界院〜津山)にも吉備線(岡山〜総社)にも瀬戸大橋線(茶屋町〜高松方面)にも乗ったことがない。

2/26追記]
 2月26日午前7時すぎ、岡山市玉柏のJR津山線で、高さ30ートル幅80メートルにわた土砂崩れが起き、回送列車が土砂に衝突、復旧の目処はたっていないという。くわばら、くわばら。