じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真]  ツツジの種(写真左)。毎年たくさんの花を咲かせるツツジであるが、種で増やすというのはあまり聞いたことがない。挿し芽で容易に根付くためだろう。念のためネットで検索したところ、こちらに、「実生から新種を生み出さねばと何度も種を苗床に蒔きましたがいっこうに芽が出ません。」とあった。発芽率は相当低いのだろう。そのいっぽう、宇宙つつじについての記事もあった。種子で繁殖しにくいツツジをなぜスペースシャトルに持ち込んだのかが疑問であったが、単に「館林市では種々検討した結果、向井さんの初飛行(平成6年)の記念品として館林市旗(薄地特製品)と、館林の市の花でもあり館林を象徴するツツジの搭載を依頼することにしました。」という理由であったようだ。
 写真右上は12月17日の日記で紹介した、季節外れのツツジの花のその後の様子。これもちゃんと種を作ろうとしているようだが、厳寒の中、発芽できるまで実るかどうかは不明。もし実ったら、鉢に蒔いて育ててみたいと思っている。


1月7日(金)

【ちょっと思ったこと】

マックホルツ彗星と明け方の空

 天文マニアの間で話題となっているマックホルツ彗星を双眼鏡で確認することができた、1月7日の夜はちょうど天頂付近、スバルの右下の位置にあり、雲のようにボーッと光っていた。肉眼でも光点として確認できるほどの明るさである。

 いっぽう、翌1月8日早朝は、さそり座のアンタレスのすぐ近くに月齢26.7の月が光、東の空の地平線から、金星、水星、月、火星、木星、土星の順に、月と肉眼で見えるすべての惑星を同時に眺めることができた。1月9日早朝には、月と水星と金星がさらに接近する。ぜひ晴れてほしいものだ。

【思ったこと】
_50107(金)[旅行]冬のチベット(3)楽な旅行とくたびれる旅行

 今回のチベット旅行では、標高3500〜5000mのハイキングが4コース用意されており、高所順応には気を遣ったが、全体としては、これまでの旅行の中では比較的楽な部類であった。その理由としては
  1. 日本の冬と大差ない気温であり、寒さに対しては最初から体が馴れていた。
  2. 地理上の時差は約3時間開いているが、日常生活上は北京時間(日本より1時間遅れ)が採用されているため、起床・就寝時間がずれることがなかった。
という2点を挙げることができる。

 そういえば、今回の旅行では手荷物の総重量を15kg前後におさめることができた。防寒具の一部は最初から着込んでいるため、バッグに詰める必要が無かったからである。

 こうして考えてみると、海外トレッキングの中でも一番しんどいのは南米地域ではないかと思う。時差が12〜13時間、夏と冬が正反対ということで、2日間がかりの搭乗と高所順応に加えて、時差による睡眠リズムの調整、気温への順応が必要となる。