じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 大学周辺で見かけたサンタクロース(個人の家なので周りをボカした)。


12月12日(日)

【ちょっと思ったこと】


年内の出勤日数あと8日

 12月もあっという間に中旬に突入した。年次休暇が23日分残っていたので、繰り越しできない3日分を年末の24、27、28日に割り当て、形式上は23日から冬休みをとる手続をすでに済ませている。ということで、年内に出勤を要する日数は今週5日分と20〜22日までの3日分、合計8日間となった。

 もっともこれは形の上だけの話。実際は、年末に修論締切があるし、卒論指導も緊迫感を増してきた。委員会関係の協議も毎日のようにあるし、専門科目のシラバス締切も一週間後に控えている(来年の担当科目は、最大で16科目21コマとなる。但し再履修者が出た時の科目や分担科目もあるので実質は14〜15コマ分となる。一教員標準12コマは多すぎるという意見も出ているようだが、私の場合、とっっくの昔に12コマを越えているぞ)。

 しかし、「教員が走る」という意味での師走はむしろ来年の1月と2月。卒論指導、各種試問、成績評価、各種報告、各種入試などが重なり、大忙しとなる。いまのうちに体調を整えておかなければ...。

【思ったこと】
_41212(日)[電脳]「1回だけ録画可能」なのはDVD-RWとDVD-RAMだけ?

 DVD関連の情報を検索していて、偶然、新しいデジタル放送番組のDVD録画ルールというページに行き当たった。「2004年4月5日から、BS/地上デジタルテレビ放送(NHKと無料民放)に、原則「1回だけ録画可能」なコピー制御信号が加えられます。」というニュースは以前から知っていたが、気になるのは、

●現在DVDレコーダーでBS/地上デジタルテレビ放送をデジタル録画するためには、CPRMに対応している録画用のDVD‐RWとDVD‐RAMディスクをお使い下さい。
●録画用DVD‐R、DVD+R、DVD+RWディスクは著作権保護技術に対応しておりません。

という部分である。DVDのプラスとマイナスについては2003年10月16日の日記で「データ記録用のDVDはプラスやらマイナスやら訳わからん」という話題を取り上げたことがあった。そこに記したように、DVDの規格には
  • Recordable DVD Council:日立、Pioneer、松下など、DVD-R/RW/RAMフォーマット採用のDVDディスク/ドライブメーカーで構成される団体。
  • DVD+RW Alliance:Hewlett-Packard(HP)、Dell Computer、ソニーなどDVD+RWフォーマットを支持している団体。
という対立があるらしい(その後の情報では、ソニーは両団体に所属しているようだ)。

 しかし、もしデジタル波の「1回録画だけ録画可能」がDVD‐RWとDVD‐RAMディスクだけに対応するとなると、もはや、DVDプラスのメリットは無くなる。

 また、プラス系と思われたデルやHPのWebサイトにアクセスしてみたところ、少なくともデルのDVDドライブは、プラス、マイナス両方のRWに対応しているらしいことが分かった。

 ということで、DVDプラスはもはや敗北なのかと思ったが、その一方でApple、「Panther」でDVD+R/RWもサポートという記事(2003.10.14.)も見つかった。そこには、「+RWが実際に、パーソナルコンピュータ方面で記録型DVDのデファクトスタンダートになりつつあることは明らかだと思う」というDVD+RW Allianceの広報担当者の談話もあり、ますますワケワカラン状態が続いている。

 このほか、11月19日の日記に引用したDVD-RへのVRモード記録という情報もある。

 素人の私にはワカランことだらけだが、デジタル波録画に限ってはマイナス系のほうが有利であり、それに呼応してパソコンのDVDドライブもマイナス互換となっていくように見える。