じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] ラベンダーには四季咲きのものと6月だけに咲くものがあるが、後者のほうが季節感があってよい。写真は、文学部西側の花壇。


6月11日(金)

【ちょっと思ったこと】

体を蝕む短眠化と生活の規則性

 いつも5時〜5時半に起きる私であるが、12日の朝は目が覚めたら6時40分となっていた。前日に24時頃まで起きていて、よほど疲れていたせいではないかと思う。もっともたっぷりと睡眠がとれる時はよい。私の場合、寝る時間が少々遅くなっても、寝坊することは滅多にない。その時の睡眠不足のほうが体に堪えることがある。

 そう言えば、6月8日放送ののNHKクローズアップ現代で眠れない大人たち〜広がる健康被害〜という話題を取りあげていた。記録サイトによれば、日本人の睡眠時間はこの40年で1時間近く減少(7時間23分)、夜10時の就寝率も70%から20%と急激な短眠化・夜型化が進んでいる。番組はごく一部しか視られなかったが、「短眠化は体を蝕む」というから恐ろしい。

 もっとも、上記の数値で、「日本人の睡眠時間は1時間近く減少(7時間23分)」、「夜10時の就寝率も70%から20%」という記述には、おやっ?と思うところがある。平均が7時間半近くというが、そんなにたくさん寝ていられるもんだろうか、また、例えば、就寝時刻が23時や24時以降の人が過半数であるとすると、睡眠時間から推定して朝7時過ぎに起きる人がかなりの比率を占めるように思われるが、そんなことで会社に合うのだろうか。睡眠時間の場合は、平均値よりは中央値や最頻値、また、仕事の内容や年齢別の細かいデータを見ないと、一概に「日本人総短眠化」とは言えないように思う。

 さて、1日7時間半程度の睡眠時間を確保し、かつ規則的な生活を守ろうとすると、一日にどれだけのことができるのだろうか。私の場合、通勤時間がゼロに等しいので(推定通勤距離1.3km、自転車で5〜10分)、かなり恵まれているほうだと思うが、それでも自分のために使える時間帯は、20時から22時、それと朝の1時間程度、合計3時間程度にすぎない。そのうち1時間は、日記執筆やWebサイトの更新に充てている。その分、読書はできないし、テレビを視ることもできない。結局、何かをとれば何かを捨てざるを得ない。現状ではやむを得ないことかと思う。

 土日の休みはもう少し不規則化して、時間的ゆとりを持ちたいと思ったこともあるが、逆に「今日は無駄な一日をすごした」と後悔してしまうことが多い。ということで、本日も、せかせかと動き出す、タイプA人間の私であった。