じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 大学院・文化科学研究棟前の混成花壇。ガザニア、テンニンギクに続いてナデシコ(カワラナデシコ系)の花が目立つようになってきた。


6月9日(水)

【ちょっと思ったこと】

若者の黒髪回帰?

 6月9日の朝日新聞記事によれば、20年近く右肩上がりの成長を続けてきたヘアカラー市場が昨年度、縮小に転じた。2002年度に過去最高の出荷額1130億円に達したものの、2003年度は約9%%の1028億円にとどまつた。このうち白髪染めは堅調だが、若者が黒髪を染めるためのヘアカラーが落ち込んだことが響いたという。ヘアカラーの品揃えも、当初のブロンド系や明るい茶色から、現在は濃い茶色などダーク系が主流に変わっているそうだ。

 そういえば、かつては、夕食後の散歩時に食品スーパーに立ち寄ると、お客の過半数が金髪で、いったい自分はどこの国に居るんだと思うほどであったが、最近は、スーパーでも大学構内でも、あまり目立たなくなってきた。

 髪を染めることで以前から気になっていたのは、何も白人系のブロンドに合わせなくてもよいのでは、ということだった。ブロンドばかりに染めると、白人から「アジア人のくせに、アジア人の誇りを持たず欧米人の真似をしている」という皮肉も言われそう。それはそれで好き勝手に言わせておいてもよいけれど、どうせ染めるなら、緑色でも空色でもピンク色でもなんでもやってみたらよいのに、と思っていたが、結局、「日本では奇抜な色は好まれない」ということになり、黒髪に回帰してしまうのだろうか。

 ま、とにかく、他人様が自分の好みに応じて髪を染めること自体については、これ以上とやかく言うつもりはない。力士が四股名をかえて心機一転稽古に励むごとく、髪の色を変えて変身、それに合わせて新しいことに取り組もうとするのもそれでよかろうと思う。

 はっきり言えるのは、髪の色なんて年をとれば勝手に変わってくるということ。私など白髪がずいぶんと増えてしまい、望んでも「黒髪回帰」は果たせない。もっとも、かえってそのほうが「風格」が出てきてよいとも思っている。白髪染めなんぞクソ食らえだ。




前期授業、折り返し点に

 現在、岡大では、前期授業は4月上旬から8月上旬まで、後期は10月上旬から2月中旬まで、というセメスター制をとっているが、6月第二週はちょうど前期授業の折り返し点にあたっている。金曜午後2コマ分の授業は、先週で私の担当分が終了。いっぽう、月曜2限に設定されている授業は、来週月曜からが私の担当となる。

 持ちコマ数から言えばトータルで1コマ減となるのだが、火曜日の留学生特別指導の時間を含めると、今後は、月曜から金曜まで毎日授業というハードな日程になってしまった。6月下旬からは土曜日に生涯学習講座も開講するので、週6日制となってしまう。

 幸いなことに、4月以降、というか、ここ何年間もずっと、一度も風邪をひかず、体調万全の健康な毎日を維持している。この調子で8月上旬まで乗り切り、8月下旬には、アンデス最深部の旅行に出かけたいものだ(←催行人員に達するかどうか微妙。関心のある方は、日記才人メッセージボードからご連絡ください)。