じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] マツバギク。いろいろな品種があり、中には属が異なるものもあるという。この花壇では、黄→白→赤の順に開花し、最後にこのピンクが咲きそろう。ピンクの花は秋まで咲く。


5月29日(土)

【ちょっと思ったこと】


日常世界といちばん異なる景色が見られるのはどこか/この夏の海外旅行先

 今年の夏も海外の高地に出かけてみたいと思っている。

 昨日の日記では登山ツアーのことを書いたが、実は私自身は、頂上に登るということには全くこだわっていない。頂上付近がガスに覆われている時はさっさと引き返す。別に危険だと思うからではない。登っても何の眺望も期待できないならエネルギーの無駄、もう一度チャレンジするほかはないと考えるからだ。日本百名山完登に興味も無いのも同様。山には百名山と呼ばれていても魅力を感じない山には決して登らないし、逆に、好きな山には何度でも登る。

 私の場合、山登りをする一番の理由は、日常世界とは全く異なる景色が見られるということにある。それもなるべく新奇なものがよい。だから、いくら初登頂の山でも、ガスに覆われていたのでは何の価値もない。

 そういう意味では、砂漠も大草原も同じくらい魅力がある。昨年の正月に行ったタスマニアなども、日本とは全く別の植物が生えているところがよかった。新奇な景色にれることで、自分の住んでいる世界の特質を改めて捉え直すことができる。

 さて、そんな基準で次の旅行先を選んでいるうちに、突然浮上したのが、ボリビア南部にある、ウユニ塩湖という、湖面全体が真っ白な塩で覆われた湖である。これは、昨年夏にボリビアのトレッキングをした時に、機会があれば一生に一度は行ってみたいと思っていたところであった。

 今年の夏、馴染みの旅行社から、雲の列車(アルゼンチン)と、アタカマ塩湖(チリ)、月の谷(チリ)を通って、陸路でボリビア南部に入り、ウユニ塩湖を訪れるというツアーが初めて募集されていることを知った。現在、これを第一候補としている。雲の列車からアタカマ高地に至るツアーは毎年複数の旅行社から募集されているが、陸路でボリビアに入るというのは、私の知る限りではこれが初めてだ。

 もっともこの種のツアーは、旅行代金が高いこと、高所を通るため健康診断書の提出が義務づけられていること、などの障壁もあって、催行人員に達するかどうかは微妙である。もし、興味を持たれた方があれば、日記才人メッセージ機能を利用してご一報ください。詳しい情報をお知らせします。

 このツアーが催行中止になった場合の二次案としては、北欧最高峰(ノルウェイ)登頂、青蔵公路(中国)、ラサ〜カトマンズ(中国、ネパール)、ハワイの火山(米国)などを考えたい。但し、私の場合、8月上旬までと9月以降は公務が山積しているため、旅行に行かれる期間は、8月中旬または下旬に限られている。これらのコースでオフミご希望の方もぜひご連絡ください。