じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 端午の節句と言えば菖蒲の花が連想されるが、花菖蒲はふつう6月にならないと開花しない。この時期に咲くのは、アヤメかカキツバタだ。しかし最近は、写真にあるジャーマンアイリスが数多く栽培されるようになった。花色が豊富であること、水を引かなくても育つことがその理由だろう。花菖蒲との違いは、開花期が早いこと、乾燥地を好むこと、中央の3つの花弁が大きく上を向いていることなど。


5月5日(水)

【ちょっと思ったこと】

連休終わる

 大型連休があっという間に終わってしまった。木、金の休みをとって9連休、あるいは29日から休みをとって11連休という人もおられるかもしれないが、私の場合は、木、金にどっさりと授業があるので、もはや連休気分ではいられない。すでに5日から翌日以降の授業の準備モードに入った。

 今年は、雨の日が多く不景気な連休に終わってしまったように思う。各種フェスティバルなどのイベントを準備しておられた方はさぞかしガッカリされたことだろう。キャンプや登山は、1日〜2日を除いて、雨でさんざんだったに違いない。





ニート彗星は見えたが

 こちらの解説にある通り、いよいよ、ニート彗星が西空に現れるようになった。5月5日の岡山は見事に晴れ渡り、さっそくアパートのベランダから双眼鏡で探索を開始した。

 アストロアーツの予報によれば、5月5日は、おおいぬ座のシリウスの左側、ちょうど、おおいぬの下半身のあたりに位置するということであった。双眼鏡で確認したところ、確かに、そのあたりに星図には無い星が1つ余計に光っていることが分かった。しかし、尾のようなものは見ることはできなかった。

 6日朝にさっそく最新のギャラリーにアクセスしたところ、岡山県、四国、九州などの天文愛好家の写真が早くも掲載されていた。その中では美星町で撮影された藤井さんの写真が、私が見た景色に一番近いように思われた。写真で一番明るく写っているのは、彗星ではなくでシリウス。彗星は、原サイズの写真に引かれた垂直線と水平線の交点にある暗い光点にすぎない。他の方の拡大写真を見ても、尾は殆ど写っていない。

 ということで、双眼鏡さえあればその位置は十分確認できる。6日はさらに高くなってくるので、シリウスさえ見える場所なら十分に観察できるだろう。問題は明るさと尾。最盛期と言われる5月10日前後に肉眼で見えるようになるとよいのだが。





過去問揃いの「平成教育委員会」

 夕食時、「平成教育委員会2004絶対合格スペシャル」を視た。彗星の観察をしていたため、実際に視たのはごく一部であったが、当該サイトに全問題が掲載されているということで、終了後にアクセスしてみた。

 社会には初耳の問題があったが、特別授業最新入試速報として出題されたものは、大部分、よく売れている数理パズル本などに紹介されているものばかりで新鮮味に欠けた。「問題を解く」というより、「答えを思い出す」という感じだ。

 問題ネタに限りがあるという点に、この種の番組の難しさがあるようだ。





ハワイ旅行はなぜ4泊6日か

 上記組で、「ハワイ旅行4泊6日」という賞品が紹介された。さっそく娘から「なぜ、4泊5日、あるいは5泊6日でないのか?」という質問が出されたので、「日付変更線のせいだろう」といい加減に答えておいたが、あとになって何だか変だと思い始めた。どうして夜が1回減ってしまうのだろう。

 自分自身がカナダや南米に行った時のことを思い出してみると、普通、往路は、午後あるいは夕刻に日本を出発し、「翌日」の昼〜夕刻に北米に到着する。ところが日付変更線を通るため、「翌日」に着いたつもりが、同じ日の朝に戻ってしまう。「機中泊」であったことは確かだが、夏場などは殆ど暗くならない。これを1泊としてカウントできるかどうかは微妙だ。一方、復路は、太陽を追っかけて飛ぶため、いつまで経っても日が沈まない。ところが、日付変更線を通過するため、あっという間に翌日の昼になってしまう。

 どっちにしても、ホテルの宿泊数は、旅行日数より2つ減ることは避けられない。これは、シベリア経由やバンコク経由でヨーロッパ方面に行く場合でも同じであり、日付変更線を通るかどうかは本質的ではなかったようだ。