じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] アパート下の広場に、奇怪な大型蔓植物が放置されていた。蔓の太さ、長さも勿論だが、あのような小さな鉢からどうして5m以上にも及ぶ大きな蔓が伸びるのか、そのことのほうが不思議だ。


4月15日(木)

【思ったこと】
_40415(木)[一般]鬱金香/対義語/漢字王チャンピオン

 夕食時に視たTVチャンピオン「親子漢字王決戦'04」の中で、「鬱金香」を探してこいという問題が出た。その時は正解が全く浮かばなかったが、後になって、この日記に一度書いたことがあるはずだ、と記憶が蘇ってきた。検索してみると、日記本文ではなくて、お互い更新日記のほうの過去ログの2002年3月22日記事で、こちらの日記が「水仙、鈴蘭(?)、チューリップ、八重の枝垂桜も咲いていたし、雪椿、海棠、雪柳、山吹と咲いている。おお、たまたまだけどチューリップ以外は全部漢字だ。」と書かれてあったことに反応して、
ネットで検索したところ、チューリップは別名「ウツコンソウ(鬱金草)」といわれますとあった。こちらの図鑑では「鬱金香(うっこんこう) 鬱金草」となっていたが、厳守の花の色はもともと鬱金色だったのだろうか。なっなんと、鬱金香ガーデンというサイトまであった。
とコメントしていたことが分かった。年を取るにつれて私の記憶総量はますます薄れていくが、パソコンに記録を残していくことで、容易にそれを蘇らせることができる。Web日記執筆のメリットはこのあたりにもある。




 番組の終盤では、さまざまな対義語を正確に書くという問題が出された。これまで「漢字王」というと、文字の形を右脳的に処理する力だけが物を言うように思っていたが、言語脳的な処理力も相当に求められるものだなあと改めて感服した。

 最終問題の「設置」の対義語が「撤去」であることはすぐに思い付いたが、「冒頭」や「促進」や「原理」の対義語はなかなか浮かんで来なかった。

 ちなみに私は、小学生の頃から「対義語」という概念がさっぱり分からず、国語のテストで苦労していた。例えば「白」の対義語は?と訊かれても、「黒」が正解なのか、「赤」なのか「紅」なのか、さっぱり分からない。「母」の対義語が「父」なのか「子」なのか、「海」の対義語が「山」なのか「陸」なのか「空」なのかもさっぱり分からず、いつも迷っていた。

 『新明解』によれば、対義語とは

●何らかの意味で一組の関係をなすと認められる、それぞれの語

と定義されている。これで言えば、とにかく、任意に設定された一次元上で両極を表す語はもちろん、慣用的に一組で使われる二語も対義語ということになる。つまり1つの語に対しては複数の対義語があり、国語のテストではいずれも正解にしなければならないはずだ。上の例の1つ、「海」の対義語というのは、結局「山」でも「陸」でも「空」でもみんな正解にしなければ理屈が通らない。




 さて、番組のほうは、私の予想した通り、鈴木親子が二連覇を果たした。あの男の子は将来どんな大物になるのだろうか。前回も疑問に思ったが、お母さんのゼッケンに括弧付きで別姓が記されていたのはどういう意味なのだろう

4/26追記]
 お母さんのゼッケンに別姓が括弧付きで記されていたことについて、太郎くんのお父様より直接情報をいただきました。それによれば、奥様(太郎くんのお母様)は、結婚後も職場でずっとご結婚前の姓を通しておられるそうです。括弧付きの姓は、そのことへの配慮とのことでした。貴重な情報をどうもありがとうございました。太郎くんの御成長に期待いたします。