じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 3月27日〜28日は、年度末最後の土日であり大学周辺至るところで引っ越しがあった。しかし、私の住んでいる地域では「燃えるゴミ」は月曜と木曜の週2回となっているので、引っ越し当日にゴミを出すことができない。そんななか、土曜日に引っ越された方が「燃えるゴミを出させてください」という署名入りのゴミ袋をゴミ置き場に出していた。ところがその方が引っ越された後も、そのまわりに次々とゴミ袋が積み重ねられ、当初の約3倍に増殖。「便乗ゴミ出し」と言うヤツか。


3月28日(日)

【ちょっと思ったこと】


大学生はなぜ大型ノートパソコンを欲しがるのだろう?

 新入生相手に各大学の生協が新生活用品を販売している。中でもパソコンは必需品。この時期には、それぞれの生協が「○○大学生協仕様」などと銘打って、同じ型のパソコンを新入生相手に販売している。

 そのことで少々疑問に思うのだが、なぜデスクトップでなくノート型ばかりを売ろうとするのだろう。ブラウン管型のディスプレイの時代であったなら、省スペースのためにノート型を選ぶ必要性は確かにあったと思うが、いまや液晶ディスプレイの時代である。15万円程度の予算があるなら、ノート型より遙かに多様な拡張性を備えた10万円前後のディスクトップと4〜5万円程度の液晶ディスプレイが買えるはずなのに、なぜノート型を選び続けるのかその理由が分からない。

 持ち運びができるというメリットからノート型を購入する人も居るかもしれない。しかし、私自身の経験から言って2kgを大幅に越えるようなノートパソコンは移動には適さない。ところが大学生協で推奨されているモデルは、たいがい15インチタイプで、CD-RW&DVD-ROMドライブ付き、20GB〜40GBのハードディスク、フロッピーディスクドライブなどが備わっているため、バッテリーパックを含めると3.5kg以上の重さになってしまう。こんなものを毎日持ち歩くわけにはいかない。

 拡張性という点でもいろいろと不便がある。まず、いろいろなソフトをインストールし、かつデータを貯蔵するためには120GBくらいのハードディスクが欲しい。DVDドライブはROMでなく、最低限DVD-Rの書き込み機能は欲しい。それ以上の多機能を求めるなら、外付けのDVDマルチドライブを購入するか、あるいはパソコンと切り離して、受像・録画型のDVDレコーダーを買ったほうが便利であるように思う。

 本体そのものに関してもノート型は使いづらい。テンキーが無いので数字を入れにくい。このほか、デスクトップであればキーボードは安価で付け替えができるがノート型では修理扱いとなるという違いもある。年をとってくると、これに加えて、老眼鏡をつけないと画面が見づらい。あるいは目がくたびれるという問題が出てくる。私の場合、デスクトップ外付けの液晶ディスプレイは目から90cmも離れたところに置いているため眼鏡なしで文字が読めるが、ノート型はキーボードと一体になっているため50cm以上離すことは物理的にできない。

 ま、いろいろ書いてみたが、特に持ち運ぶ必要がなく、机の上でUSBケーブルをたこ足に伸ばしてノートパソコンを使うというのであればデスクトップ型のほうが遙かにオススメであると言っておきたい。

 余談だが、大学生協で販売するパソコンで、OfficeXPや2003などの「抱き合わせ販売」をするのはヤメテもらいたいと思う。この日記にも何度も書いているが、私は、お米とワープロソフトは、外国に依存してはならないということを強く主張している。少なくとも生協は外国ソフトメーカーの独占化のお先棒を担ぐべきではない。