じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真]  中国では鳥インフルエンザの流行が広がり、とうとう、新疆ウィグル自治区でも感染が拡大されたという。新疆ウィグルは正月に行ってきたばかりで、その時はSARSにはずいぶんと気を遣ったが、ニワトリへの接触が危ないということは全く頭になかった。今さら言われてもなあ。ま、これに限らず、海外では体調管理に万全を期したいものである。


2月10日(火)

【ちょっと思ったこと】

うがいをする場所がない

 この冬の寒さもそろそろ終わりとなってきたようだが、岡山では少し前にインフルエンザ警報が出るなど、呼吸器系疾患の危険は依然として続いている。人間への感染可能性は微妙だが、鳥インフルエンザも広がりを見せている。

 ところで、今年に入ってから、東京、大阪、京都に行く機会があったのだが、駅や公共施設内にはうがいができる場所がほとんど無いことに気づいた。また最近の新幹線車両は水飲み設備が撤去されている。せいぜい、空港の待合室に冷水器がある程度(←これも水飲みのためであって、うがいには適さない)。風邪の予防は、まず手洗いとうがいの励行だなどと言われても、それができる場所が無いのではどうしようもない。やむを得ず手のひらで水をすくってうがいをしたが、これも面倒だし、手のひらがそんなに衛生的とも思えない。この際、駅のホームや新幹線車内にうがいのできる場所を復活させるべきだと思う。




銀行の怪

 銀行のATMで通帳の記帳をしたら、画面に「お届けの住所に郵便物が届かない状態になっています」というような妙なメッセージが出た。窓口で問い合わせたところ、なっなんと、登録されていた住所は、11年前に住んでいたアパートのままになっていたのである。そういえば、一度も住所変更届けを出した記憶がない。もっとも郵便局への転居届は出してあったので、転送期間内に銀行から一度でも郵便が送られてくれば気づいていたはずである。この口座は、種々の公共料金やクレジット会社の自動払いに利用しており、毎日のように引き落としがあるのに、これまで一度もチェックがかからなかったというのは謎である。

 10日はもう1つ、大手の銀行からのカードが届いた。この銀行の口座は1月初めに開設したのだが、カードが届くまでには1カ月もかかった。4月になれば、新社会人や大学生など新しく口座を作る人も多いのではないかと思うが、こんなに待たされたのではさぞかし不便ではないかと思う。これでは郵便貯金口座に客を取られてしまうぞ。




デジタル記憶の衰えを嘆く

 上記の銀行窓口で住所変更手続をする時に、前住所の番地が全く思い出せなかった。11年前ということもあるが、私の場合、何度かアパートを移り住んでいるため、よく似た棟番号や室番号で記憶が混乱してしまったことも一因になっている。

 若い頃、私はデジタル的な記憶を大得意としており、神経衰弱など滅多に負けることが無かった。授業でも、その日の朝に読んだ新聞記事の統計データなどを、メモ無しですらすら紹介することができた。早発性痴呆でもあるまいが、最近はどうも自信がない。

 デジタル記憶の衰えと言えば、長崎や愛知県・犬山に住んでいた時の自宅電話番号などすっかり忘れてしまった。結婚後に5〜6回買い換えた車のナンバーもすっかり忘れている。というか、いま乗っている車の4桁のナンバーさえ時々忘れてしまい、盗難車に乗っているのではないかと疑われることさえある。岡山に住んでからもう13年になるのに、テレビのチャンネルは3と5と23と35以外は、どこの放送局なのか、キー局とどう対応しているのか全く覚えることができない。