じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] エリカ。いきつけの花屋で鉢植えの処分品として購入したものであったが、思い切って地植えしてみた。岡山では最低気温が5日連続で氷点下となっており大丈夫だろうかと思ったが、園芸書によれば、ヨーロッパ産ではマイナス15度、南アフリカ産でもマイナス5度くらいまでは耐えられるという。むしろ高温多湿に弱いらしい。


1月26日(月)

【ちょっと思ったこと】

月と惑星が曜日の順に並ぶのは何年後か

 26日の夕刻に西の空を見たら、火星、月、金星がほぼ等間隔に並んでいた。夕食後に散歩する時には、天頂付近に土星、しばらくすると東の空に明るい木星が上がってきた。また早朝の散歩時には西の空に木星、少し前までは南東の空に水星が見えていた。

 このことでふと思ったのだが、太陽や月や惑星が、東の空から上がる順番、もしくはその逆の順で「日月火水木金土」と並ぶのは何年後になるのだろうか。

 この場合、動きの速い月、水星、金星の位置はあとから考えればよい。外惑星は、現在のところ、火星、土星、木星の順に上がってくるが、動きの遅い木星と土星の順序関係は当分変わりそうにない。よって、当分は「日→土→木」は固定されるだろう。また、現在は、火星は土星より先に沈むので「日→火→土→木」の順になっている。今年の木星はしし座からおとめ座に移動するが、9月下旬に火星と接近し、それ以降は「日→土→木→火」となる。11月5日は木星と金星が並んで明けの空に見られるというで、「(日の入り)→土→(真夜中)→金→木→火→(日の出)」という逆順は比較的早く実現しそうだ。月と水星が「(日の入り)→土→(真夜中)→金→木→水→火→月→(日の出)」という順番もありそうに思えるが、どっちにしても明け方の低い空の出来事となりたぶん観察できないだろう。

 結局、一番のネックは低い空にしか現れない水星と太陽(日)との位置関係である。そこで、太陽の位置を無視して、「水木金土月火」もしくは「火月土金木水」という順だけを考えると観察可能な高さですべての惑星を眺められる可能性が大きくなるように思う。

【思ったこと】
_40126(月)[電脳]一太郎2004とアウトラインプロセッサ

 数日前、一太郎2004バージョンアップの案内が郵送されてきた。私の感覚では一太郎はすでに完成品でありいったい何が新しくなったのだろう?とパンフレットをめくってみたところ、最初のページにアウトラインスタイルという機能がつけられたことが分かった。

 これは簡単に言えば、段落を階層化し、必要に応じて全文表示したり、見出しだけに折りたたんだり(=絞り込んだり)する機能である。だいぶ前の一太郎にもこの機能があったように記憶しているのだが、どうだったかなあ。

 アウトラインプロセッサというのは、MS-DOSの時代には重宝したものである。確か「IDOQ」という名前のソフトがあって、一時期私もそれで論文を書いたことがあった。「ですくきっと まつもと」という常駐型のメモソフトにもこの機能がついていて愛用したことがあった。

 しかしその後、Windowsが進化して、複数の文書が同時に表示できるようになり、また画面そものが広く使えるようになってからは、この機能を使うことは少なくなった。これが一太郎の起死回生策になるかどうかは定かではない。

 別売でジーニアス英和/和英辞典の辞書検索が便利になったという宣伝があったが、これは少々一貫性にかけるように思う。私自身はいまでも、1999年に発売されたドクターマウス(常駐型でポインタを合わせれば辞書が開く)を愛用している。ドクターマウス機能を充実させるべきではなかったかなあ。

 以上少々辛口の批評になってしまったが、私自身は、この日記の下部にバナーをつけているように、バージョン2以来の一太郎ファンである。というより、昨年11月20日の日記に書いたように、知的生産の基本であるワープソフトを外国企業に依存するというのは、お米に例えて言うならば、国内の水田が壊滅し、すべてを外国企業からの輸入に頼るようなものであると考えるからだ。

 実際、最近では、MS社のOfficeは数万円であり学生個人が購入するにはかなりの負担となってきた。たいがいの学生はノートパソコンへのプレインストール版を使うのだろうが、その場合でも、パワーポイント単体ソフトを別途購入する必要があったりする。

 最近では公文書などはもっぱらPDFファイルで表示されることが多い。表示ソフト自体は無料ダウンロードできるとはいえ、自らPDF文書を作成しようと思えば外国企業のソフトを購入する必要がある。

 毎年言っていることの繰り返しになるが、ジャストシステムを初めとするソフトメーカーは、もっとプライドを持ち、日本の将来を考えて開発に取り組んでもらいたいものだと思う。