じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

1月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

[今日の写真] [今日の写真] 新宿駅西口のホテルに宿泊したので、18日の午後と夜、2度にわたって東京都庁の南北2つの展望室に登ってみた。
 眼下には明治神宮の森や新宿御苑、新宿駅東口のにぎわい、やや遠くには東京タワーやお台場方面、四方どこを見ても地平線まで広がる建物と道路は壮観であった。
 それにしても驚いたのが見学者の少なさであった。休日というのに、西口からの地下通路はほとんど無人状態。宇宙人の侵略で東京の人たちがみな誘拐されてしまったのではないかと錯覚するほどだった(写真左)。
 展望室に来ていた人たちもせいぜい20人程度(写真右)。夜はもう少し多かったがそれでも40〜50人どまりであった。いくつかのビル地下の食堂も、昼、夜ともにお客はまばら。これでよく採算がとれるものだとあきれてしまった。
 もっとも、こうした「無人化」は休日だけであったようだ。翌日9時すぎに地下通路を通ったところ、新宿駅のほうからとぎれることなく通勤者が行進してきた。平日にこそ、新宿西口の本当の姿があると言えるのだろう。


1月19日(月)

【ちょっと思ったこと】

新宿西口地下はまるで迷路

 上の写真記事でも述べたように、18日の午後と夜の2回、西口の地下通路を歩いてみた。このあたり、方向感覚を見失うほか、案内板の一部にも紛らわしいものがあり、何度か道に迷ってしまった。
 たとえば、左上の写真の通路をまっすぐ行った先には右に降りる階段があり、都庁方面は左であると張り紙があった。ところが、まっすぐに降りる階段には直進すれば都庁に行かれると書かれた看板がある。けっきょくどちらの道でもよかった模様だが、うろうろしてしまった。しかも、他に誰も歩いていないというのだから不気味であった。

 都庁玄関口前の案内板(天井に取り付けてあるもの)は日本語だけで書かれてあった。漢字の読める中国人以外の外国人はずいぶん困るのではないかと思うが、要するに都庁は東京都民の施設、外国人観光客へのサービスは不要ということだろうか。





月と水星

 20日の朝はよく晴れ、6時すぎに散歩に出た時には南東低い空に水星、それよりさらに低い南南東に月齢27.5の月が光っていた。ずいぶん南に偏っているものだと思ったが、天文年鑑によれば、20日の15時16分に赤緯が最南になるとのことだった。また、細い月のわりにはずいぶん明るいなあと思ったが、午前4時には最近(視直径32分56秒)であったようだ。次の最遠(1月31日)の時の視直径は29分31秒だから、10%ほど大きな月を眺めたことになる。




クイズダービー、最後の現役

 11月18日朝5時半頃の民放ニュースによれば、学習院大学の篠沢教授(70)が定年退職を記念した最終講義を行ったという。篠沢教授といえば、かつて、大橋巨泉司会のクイズダービーで活躍された方であり、ニュースの見出しでも「クイズダービーの篠沢教授」と紹介していた。

 それまでのクイズ番組は、アップダウンクイズやクイズグランプリにみられたように、もっぱら出演者が難問を解くのを観戦するというだけのものであったが、このクイズダービーでは、正答率の異なる解答者に倍率がつけられ、解答者が正解するとその倍率に応じて掛け金が増えるという趣向になっていた。

 そのなかでも本命と言われたのは、はらたいらさんであったが、今では健康食品の新聞広告で写真をお見かけする程度である。そのいっぽう、篠沢教授は、大穴として茶の間をわかせていた。当時の出演者の中では竹下景子さんのように今でも活躍されている俳優もおられるが、引退したり、亡くなった方も多い。そんななか、これだけ安定して本業を続けられた出演者は篠沢教授以外にはおるまい。