じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

1月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

[今日の写真] [今日の写真] 中国で見かけた平仮名「の」。写真左は北京空港の自販機で売られていたペットボトルで「鮮の毎日」と書かれてあった。写真右はウルムチ街角のコンビニの看板で「社区の便利店」となっていた。日本製品でもなく、また日本人観光客目当てでもないのになぜ「の」が使われているのかとウィグル人のガイドさんに尋ねたところ、「的」の代用字として「の」を使いモダンな感じを出そうとしているという説明をいただいた。トルファンで売られていたスナック菓子にも意味不明な平仮名の文字列があったが、日本人が英語や英語もどきの単語を商品宣伝に使うのと同じ感覚なのかもしれない。そういえば、その日の昼食時にちょっとだけ視たNHKスタジオパークの番組でも「スタバ DE Q」というコーナーがあった。

 余談だが、「的」は「〜の」のほか「〜な」という意味を持っているようだ。日本語を学んでいる中国人留学生が「の」と「な」をどう使い分けているのか、こんど確かめてみたいと思う。

サーバー容量の制約から、大きい写真はアルバムサイトに移動しました。


1月7日(水)

【ちょっと思ったこと】

生まれて初めてVDT作業従事者検診を受ける

 VDT作業従事者のための検診が7日の午後に行われた。先月、事前調査票を提出しておいたところ、呼び出し状が届き本日の受診となった次第である。検診対象者名簿をのぞいてみたが、文系学部からは数名程度しか名前が記されておらず、それも、元評議員や元学部長など高齢者に限られていて、長時間パソコンを使用しているはずの若手教員は全く含まれていなかった。パソコン使用歴の長い教員、もしくは、期日までに調査票をちゃんと提出した几帳面な教員だけが検診対象になったものと思われる。

 せいぜい視力検査と問診ぐらいで終わるのだろうと思っていたが、実際には待ち時間を含めて一時間以上かかってしまった。

 血圧測定に引き続いて、握力測定、親指と人差し指でつまむ力、薬指によるタッピングなどの検査が続いた。握力のほうは40〜50程度でほぼ年齢相応。薬指によるタッピングは、右指は75でまあまあだったが、左指は60を割ってしまった。そういえばここ10年以上、ピアノを弾いていない。

 眼圧は、眼球に空気を吹きつける方法で測定されたが、これはなかなか厄介だ。「がんばってください」などと言っても瞬時にまぶたを閉じてしまう。とうとう測定員に上まぶたを押さえつけられてしまった。

 このほか、腕や肩の機能にも特に異常なく、通常の視力検査(遠くから見た時の分解能)でも両眼1.5で全く問題なかったのだが、ただ1つ、

近視力(近くを見る時の分解能)は、右0.2、左0.1で、ほとんどなにも見えなかった

 最後の総合診断でもこの点が指摘されたが、もともと遠視傾向にあったため近視力の低下が早く起こったのではないか(=つまり、パソコン長時間使用の影響とは必ずしもいえない)ということで、パソコン長時間使用による健康障害は今のところ現れておらず安心した。

 ちなみに私自身は、昨年秋頃から、研究室および自宅のいずれでも液晶ディスプレイを使用している。ディスプレイ画面は目から90cm以上離れており、老眼であっても見えにくいということはない。いっぽう最近見えにくくて困るのは、ノートパソコンの画面である。モバイル用の10インチ画面を見る時は老眼鏡を使っているが不便でしょうがない。