じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 生協で売っていた200円均一ソフト。↓の日記参照。


12月18日(木)

【ちょっと思ったこと】

12月下旬は会議だらけ

 12月18日は、卒論生による直前発表会。そのあと岡山駅近くの飲み放題店で忘年会があった。ふだん22時前就寝の規則的生活を心がけている私であったが、この日は、22時35分駅前発のバスで帰り、寝たのは24時すぎとなってしまった。それでも翌朝は5時50分には目が覚めて散歩に出かけた。

 木曜日で年内の授業はすべて終了したのだが、日程表を見たところ、19日以降26日まで、平日はずっと会議の予定が詰まっている。中には同じ時間帯に開催されるものもある。今年は公的には27日からが冬期休業に入るため、年末の予定が来週前半に詰め込まれてしまったようだ。

【思ったこと】
_31218(木)[電脳]200円ソフトと見捨てられるWin95/98

 生協のパソコンショップで、CDケースに入れられたソフトが「どれでも200円」で処分されていた。これらのソフトはすべて輸入物であり、少なくとも2年前からワゴンで500円から5000円程度で売られていた。しかし、価格に見合った内容なのかどうかがチェックできないこと、動作確認に不安があることなどが災いしたのか、ほとんど見向きもされなかった。今回とうとう、損失覚悟で大バーゲンに踏み切った模様だ。

 ソフトは、輸入物のツール、バーチャル事典、古典、風景写真、ゲームなどで、ラベルには「OS:W」(たぶんWindows系)や「OS:M」(たぶんMac系)といった略称が付されているが、細かい動作環境が分からないものも多い。ま、それでも1点200円ならダメでもともとと思い、一通り目を通したあと、何とか使えそうなものを16点も買ってしまった。

 これらのうち何点がWin-XPでも動くのか、あまり期待はできそうにもない。Win-XPのアクセサリのプログラム互換性ウィザードを利用すればたぶん大丈夫だとは思うが、主力機で使って事故になっても誰も補償してくれない。こうして考えてみると、Win95搭載の旧型ノートパソコンなどは、まだまだこれらの動作チェック用として活用できそうだ。捨てないでおいてよかったよかった。




 ところで先日、ネット検索中に偶然、Windows 95/98利用続ける企業に危険迫るという記事を見つけた。

 この記事で初めて知ったのだが、2004年1月16日にはMicrosoftがWindows 98のサポートを終了するという。記事の主要な内容は、企業ではまだまだインターネットに接続するPCにWindows 95/98や2002年に主要サポートが打ち切られたWindows NT4を採用する企業が少なからぬ比率を占めており、セキュリティ用の修正パッチが一般リリースされなくなることで深刻な問題が起こりうるというものであった。

 この日記でもたびたび指摘しているが、パソコンは、行政、企業、研究・教育、個人生活に欠かすことのできない存在になっている。そのパソコンを動かす基本となるOSが私企業に一元管理され、私企業の都合で修正されたりサポートを打ち切られるというのは重大である。ま、それはそれとして、今だからこそ、Win95/98時代の良質ソフトを活用するためにも旧型パソコンはなるべく大事にとっておきたいものだ。