じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

10月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

[今日の写真] 10月に入ってコスモスの花が見頃になってきた。背景は半田山。


10月1日(水)

【ちょっと思ったこと】

後期の授業始まる/締め切り厳守はWeb日記執筆のおかげ

 私立大学の中には9月下旬から後期の授業が始まるところもあるようだが、岡大は10月1日から。授業料を半期ずつ納入する関係で、9月に開始することは現状ではあり得ないのだ。

 この日はまず留学生を連れて講義室を案内。ところが、育児休業中で休講のはずの教室に学生が集まっており、そんなはずはないと、事務室や当該教員の自宅に確認をとるため走り回る。ちょっとした手違いがあり、休講通知が掲示されていないことが分かった。

 この日はまた、文学部紀要の原稿締め切り日にあたっていた。8月下旬から執筆に取り組んでいたのだが、原稿用紙50枚程度のうち最後の7〜8枚分がどうしてもまとまらずずっと先延ばししてきた。

 ところが面白いもので、最終日の残り数時間となるとすらすらと筆が進む。夕刻には誤字脱字のチェックも済んで、編集委員のドアボックスに投函できた。

 この紀要は毎年2号ずつ発行されており、私は岡大赴任以来、叢書執筆と重なった1号分を除き、かならず1編ずつ原稿を載せている。しかも締切厳守である。内容は、できのよいものもまとまりに欠けるものもあるが、とにかく締切直前にきっちり書き上げられるというのは私の自慢でもある。この「特技」はたぶん、日々Web日記を、通常は8時まで、どんなに遅くても8時半までには書き上げるという長年の習慣の中で自然に身についたものであろうと思っている。




歌番組で「発見」したこと/あまりにもくだらない探検番組

 9月末から10月初めは、TV番組のほうでも番組入れ替えの時期にあたるのだろうか、いろいろなスペシャル番組が組まれている。

 夕食時に、昭和40年代だとか、50年代とかの昔の歌が紹介されている。最初は懐かしく感じるが、こう毎日のように聞かされるとだんだん飽きてくる。そんななか、歌謡界に疎い私には思いも寄らぬ「発見」があった。
  • 日記読み日記にも書いたが、「ブルーナイト横浜」ではなく「ブルーライト横浜」であった。
  • 宇多田ヒカルの母親は、藤純子だと思っていた。藤圭子が母親であることは前にも知らされたことがあったが、いつの間にか間違ったほうに記憶が戻っていた。
  • NHKの大自然紹介番組などによく出てくる「草なぎ」何とかというタレントは俳優だと思っていたが、なんとSMAPの一員だった。
  • 昨日の日記で、“「AMBITIOUS JAPAN!」というタイトルのキャンペーンソングをジャニーズの「TOKIO」が歌い”と書いたが、じつは私は、ジャニーズもTOKIOも全く知らない。ジャニーズというグループの「TOKIO」という歌手かと思っていたら、ジャニーズは会社の名前で「TOKIO」がグループだという。じゃあ番組に出てきた男は誰かと妻に聞いたら、ジョージマよっと言う。ジョージマ、ジョージマって、名前だけはたまに聞くが、私はダイエーの選手かと思っていた。
 歌番組の途中から、チャンネルを「水曜スペシャル! 南米ギアナ高地の洞穴に謎の地底人クルビラは実在した!」に変えてみたが、あれは実にくだらない内容だった。NHK特集であんなものをやったらヤラセ疑惑で会長のクビが飛ぶところだろう。ま、最初からヤラセがあることを前提に、半ば、低級のお芝居でも観るつもりで楽しめばいいのだろう。

 途中でテレビを切って夕食後の散歩に出かけたので結末は分からないし知りたくもないが、せっかくギアナ高地を紹介するのであれば、生の自然、鍾乳洞の神秘に焦点をあてるべきだった。ギアナ高地も、かつては、ドイルの「失われた世界」の舞台として謎に包まれていたが、いまや、トレッキングツアーの人気コースでもあり、空からの見物もできる。「探検シリーズ」などと銘打って田舎芝居をするぐらいなら、地球環境の破壊に目を向け、そのことの危機にこそ立ち向かうべきである。