じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] トルコギキョウ(手前)。原産地は北アメリカ南部、メキシコであり、トルコとは全く関係がないらしい。行きつけの花屋で安く手に入れたもので、本来の花期とはずれている。後ろのサンタンカなども1鉢100円の処分品。


9月25日(木)

【ちょっと思ったこと】

大地震と月齢

 朝5時過ぎにテレビをつけたら、いきなり石油タンクが炎上している映像が目に入った。しばらくして、北海道・太平洋沖で震度6弱の地震が起こったことを知る。幸い、この日記を書いている地震では人命にかかわる被害は報告されていないようだ。

 ところで、大きな地震は月齢と関係があるのではないかという俗説がある。月が太陽と同じ方向にある時(新月)、あるいは太陽の反対側にある時(満月)は、地殻をひっぱる力が最も大きくはたらくため、地震のエネルギーが蓄積している場所ではたがが外れるきっかけになりやすいというものだ。そういえば、ここ数日、月が見えないなあと思って天文年鑑を参照したら、なんと、9月26日の12時9分に新月となっていた。偶然の一致にしてはよくできているなあ。

 少し前に関東地方でも大地震のウワサがあったが、もし月齢と関係があるとすると、次の満月は10月10日、新月は10月25日となる。ま、日々、地震対策に気を配っておく必要はあるだろうが。

【思ったこと】
_30925(木)[教育]留学生がやってくる

 今年度後期から外国人の大学院研究生2名を受け入れることになった。1名は中国・雲南省から、もう1名は東欧から。東欧からの留学生は大学間の交流協定に配慮したものだが、日本語が全然話せないと聞いている。

 研究生というのは、本来は、特定の研究テーマについて在籍期間内に大学の施設等を利用して研究を行い、その成果を論文にまとめて任務を終えることになっているのだが、外国人の場合は、とりあえず研究生として来日した上で、その能力が認められれば大学院に進学するというケースが殆どであるようだ。今回やってくる2名も、後期の入試に合格すれば大学院への進学を希望している。

 これまで、中国、ポルトガル、チュニジアからの留学生を指導したことがあるが、いずれも、指導教員は別の教授になっており、研究計画の相談や投稿論文への助言程度をするだけで済んでいた。今回は二人とも私が指導教員ということになっているので責任は重大。十分な成果をあげられないと国際問題にも発展しかねない。




 正式な指導計画は本人たちと面会の上で決めることになるが、こちらで考えているプランは以下のようなものだ。
  1. 2月をメドに小論文1編を完成。
  2. ゼミへの出席。
  3. 毎週1回の特別授業。
  4. 日本語が分かる留学生については、週5コマ程度、学部・大学院の授業を聴講。日本語が全く分からない留学生については、とりあえず留学生センターの日本語教育プログラムで集中訓練。
  5. 聴講した授業について、毎週、何を学んだのかをリポートとして提出。
 といったところ。初めて日本で生活する際、どんなところに驚きがあるか、どんなところに便利さや不便さを感じるか、感想を聞くのが楽しみだ。