じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

9月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

[今日の写真] [今日の写真] 9月に入って連日、最高気温30度以上、夜は熱帯夜という厳しい残暑が続いていたが、台風14号通過後、朝晩の涼しさを感じるようになった。岡山の最高気温は、9月15日が29.8度、16日が29.5度と、晴天にもかかわらず30度を割り込み、また最低気温は、15日が19.7度、16日が19.8度で、いずれも20度を下回った。
そんななか、秋分の日を一週間後にひかえて、ヒガンバナの花芽が顔を出す(写真左)。いちばん早いものはすでに満開に(写真右)。


9月16日(火)

【ちょっと思ったこと】

阪神優勝便乗セールに喜ぶ妻

[今日の写真]  阪神タイガースがセ・リーグ優勝を決め、岡山市内でも各所で優勝セールが始まった。一番近くの食品スーパー(本拠地は広島)は、7月頃からタイガース応援コーナーを設け、球団マーク入り商品を売っていたが、16日からは星野監督の背番号にちなんで777円セールを開催。それに喜んだ妻はさっそく、寿司パック、刺身パックを大量に買ってきた。しかし、こんなに買っても食べきれない。刺身類は熱を通して息子の弁当のおかずに、寿司の一部は私が翌朝に食べた。

 ところで、岡山県内では、天満屋、高島屋といった代表的なデパートが優勝セールを開始した。このほか、ジャスコとその系列のメガマートでも特別割引セールが行われているようだ。岡山県庁では、石井知事ら職員やファンら約150人が16日朝に万歳三唱をし、県庁屋上から「おめでとうございます」と書かれた長さ15メートルの懸垂幕を飾ったという。

 岡山県でこれだけの祝賀イベントが行われるのは、単に、星野監督が岡山県出身であるからに他ならない。県知事が万歳三唱をしたのも、県の観光CMに星野監督を起用しているため。そのあたりは理解できるのだが、あまり無節操な優勝便乗セールはどんなもんかと思ってしまう。




甲子園球場は大阪府の飛び地なのか?

 阪神優勝決定のあと大阪・ミナミには大勢の人がおしかけ、戎橋から道頓堀川に飛び込んだ人は5300人にのぼったという。このあたりの商店街の有名な看板や人形や通天閣はだいぶ前から応援モード一色になっていた。

 このことで前から疑問に思っているのだが、阪神優勝というと、なぜ、大阪・ミナミがいちばん盛り上がるのだろうか。甲子園球場は決してこの近くにあるわけではない。

念のため、タイガース公式サイトで確認したが、甲子園球場の住所は
所在地 :兵庫県西宮市甲子園町1番82号
アクセス :阪神電車「甲子園駅」下車、南へ徒歩2分
[大阪方面より]阪神電車梅田駅より、急行・一部特急で約15分
[神戸方面より]阪神電車三宮駅より、急行・一部特急で約20分
となっているのである。

 タイガースが本拠地としては大阪府を登録していたことは確かだと思うが、兵庫県内で大騒ぎしたのは近隣の尼崎市の商店街程度。所在地である西宮市、あるいは神戸市で騒ぎになったという話も、兵庫県知事が応援にかけつけたという話も聞いたことがない。

 兵庫県にはオリックスがありそのことへの遠慮と考えられないわけでもないが、それを言うなら、大阪にも近鉄があり、かつては南海ホークスもあった。

 ひょっとして、甲子園球場は大阪府の飛地なのだろうか。