じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] [今日の写真] 北九州への短期帰省の帰り、妻の強い要望により津和野に立ち寄った。ここを訪れるのは初めてであったが、案内書やポスターで想像していた規模に反して、意外と小さな町であることに驚いた。雨模様のあいにくの天気ということもあって、観光客はまばら。安野光雅美術館のプラネタリウムは我々夫婦を含めて観客5人、葛飾北斎美術館は他に来訪者なし、昼食をとった沙羅の木・松韻亭は、他に2グループが来ているだけだった。夏休みももう終わりか。


8月28日(木)

【思ったこと】
_30828(木)[一般]夏休み終わる

 北九州への短期帰省から戻る。オートマティック車を生まれて初めて運転してみたが、これといった重大なトラブルはなかった。ちょっとしたミスとしては
  • 駐車時にサイドブレーキ(左足のペダルを踏む)入れ忘れ。
  • 同じく、サイドブレーキを解除せずに発進しようとした。
  • 駐車時、ドライブ、もしくはバックの状態でエンジンを先に切ってしまった。
 帰りには山口から津和野、益田方面まで回ってみたが、途中一度も給油せずに岡山に戻ることができた。大部分エアコンを使いつつ、おおむね10km/リッターをキープできたので燃費のほうもまあまあであった。

 今年の8月はまず、行動分析学会の年次大会開催で奔走。そのあと、前期の成績評価や大会の残務処理をこなし、その後ボリビア・アンデスへの旅行。戻って間もないうちに、妻の要望などもあって北九州まで短期帰省、ということで殆ど研究に取り組めない毎日が続いた。

 ま、かなり苦しい言い訳になるが、心理学の研究対象が人間行動である以上、研究室に閉じこもって書籍や数字ばかりを相手にしていても何も見えてくるはずがない。ボリビアの人々の生活ぶりは、やっぱり現地に行ってみなければ分からないところがあると思う。

 世の中の出来事や関心事なども、日本のNHKを通じて伝えられる情報と、現地のテレビから伝えられる情報ではずいぶん違っているものだ。

 帰国後に日本のニュース番組を見ていて強く感じたのだが、大半は隣国あるいはアメリカとの関係ばかり。インド、アフリカ、南アメリカでの出来事が伝えられることは滅多にない。NHKの衛星放送など、相変わらず飽きもせずに大リーグ中継や映画ばかりに時間を割いているが、映画などはレンタルビデオで好きなものを借りてくればそれで済む。大リーグ中継についての苦情は何度も書いているが、野球の面白さはチームプレイであって、選手個人が何本ヒットを打ったなどということは二の次だ。ま、最近のマツイの不調でNHKもそろそろ放送方針の誤りに気づかざるをえなくなるだろう。

 スポーツと言えば、ボリビアではやはりフットボール(=サッカー)が大人気だった。ちょうどボリビアのチームが活躍していた次期でもあり、ホテル従業員もバスの運転手も試合経過が気になってしょうがない様子だった。日本ではサッカー人気はプロ野球や大リーグに比べるとイマイチの状態が続いているように思うが、これって、結局のところ、テレビや新聞の取り上げ方の大きさによって結果的にコントロールされているんではないかなあ。

 さて、8月に遊びすぎたこともあって、月末にきていろいろな残務処理がたまってしまった。卒論・修論の面倒もみなければならないし、9月中旬には、東欧と中国からの大学院研究生もやってくる。これらの研究生のために特別の教育プログラムを策定しなければならぬ。このほか、書籍の執筆が3件、紀要の執筆が1件、たまってしまった。身から出たさびとはこういうことを言うんでしょうなあ。