じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 _30824(日)[旅行]ボリビア・アンデスの山旅(1)ボリビアという国 ボリビア・アンデスの山旅とチチカカ湖のサイトをこちらに開設。とりあえず、ラパスで撮影した写真ハイライトをこちらにアップした。 海外旅行のアルバムサイトはこちらからリンクできるように設定してあるが、実は、昨年夏の東チベットは黄河源流域の手前以降分、今年の正月に行ったタスマニア・トレッキングは最後の一日分が未完成となっている。今回のボリビア・アンデスはそんなことにならぬよう早めにアップし、10月からの後期が始まる前には残りの2つの旅行サイトも何とか完成にこぎづけたいと考えているところだ。 さて、今回のボリビアは、7月中旬になってから慌てて申し込んだこと、その後、学会年次大会で多忙だったこともあり、どういう国なのか事前には殆ど情報を得る機会がなかった。 外務省ホームページの情報によれば、ボリビアの面積は109万858平方1kmで、日本の約3倍。人口は827万人(2001年)となっている。 外務省のページにも記されているように、ボリビアの憲法上の首都はスクレにある。これは独立革命の中心になった都市であり、現在でも最高裁判所がここに置かれているという。 ボリビアは周辺をすべて外国に囲まれた内陸国である。ではどういう国に囲まれているのか。ペルー、ブラジル、チリはすぐに思い浮かぶが、他に、パラグアイとアルゼンチンにも接している。もっとも、ガイドさんの話によれば、独立当初のボリビアは今より広い領土があった。一番問題となるのはチリとの国境であり、元来は海に面する部分があったらしい。このほか、周囲のすべての国から領土の一部が「奪われて」しまったことをガイドさんは嘆いていた。とはいえ、南アメリカ最貧の国であり、軍備も最弱であることを考えると、戦争で領土を広げることなどは到底困難。周辺国との平和を維持していく以外に生き残る道は無いのだという。 サンパウロからの飛行機は、サンタクルスにいったん寄ったあと、ラパス近郊のケネディ空港ケネディ国際空港に降りる。そこは標高4082mで、世界最高所にある空港だという。岩と雪の山々の中に忽然と現れる茶褐色の大都市はそれ自体驚きであった。こんなへんぴな所になぜこんなに大きな都市があるのか、平日にもかかわらずなぜ大勢の人が日中から街中に集まってくるのか、謎は深まるばかりだった。 |