じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 時計台前の門柱(岡大西門)に、学会年次大会の看板を立てた。アルバイトに頼む資金が不足していたため自分で貼り付け。このことで初めて知ったのだが、一太郎ナビには「垂れ幕」という機能があり、A4用紙を貼り合わせて看板を作る際に大いに役立つことが分かった。
看板に余白ができたので、「おやっ、なんだろう?」という効果を狙って時計台の写真を何枚か貼り付けてみた。


7月30日(水)

【ちょっと思ったこと】

環境整備作業に参加する意義

 7月30日は15時から、文・法・経3学部合同の環境整備作業が行われた。委員会など特別の用事の無い教員と事務職員が三学部構内の雑草除去や剪定などを行うもの。私はほぼ毎年参加している。

 この作業は、定削で用務員さんのポストがすべて廃止され、構内の雑草が目立つようになってから定期的に実施されることになった。もっとも、実際に参加する教員は1割程度。顔ぶれもほぼ固定されている。

 では参加する教員は、この作業をどのように意義づけしているのだろうか。私の知る限りでは、構内の環境美化に貢献しようなどという高邁な精神をもった教員はあまり居ないようだ。私などもそうだが、基本は、庭いじりが大好きな教員である。アパートで月1回行われている草取り作業と違って義務化されたものではないから、屋外で汗をかきながら草取りをすることがイヤな教員は最初から出てこない。みな楽しみながらやっているという感じだ。

 この日の夕刻には慰労会(屋外でビールを飲みながら焼き肉を食べる)が行われる。それを楽しみに作業をする人もいる。もっとも、「やむをえぬ事情」のため作業に従事できずに慰労会だけ参加する教員もかなりいるから、必ずしも慰労が目当てでその獲得手段として作業するというわけでもない。

 では私の場合はどうか。たまたま昼に事務室で雑談をしていた時に表明したのは次の通り。

大学の環境美化に貢献しようとか、人のためだなどといって作業をしたって、義務的に遂行する限りは楽しいはずがありませんよ。こういうものは自分のためだと思ってやるしかない。私のばあい目的ははっきりしています。8月上旬に行われる職員定期健診で医者から怒られないよう、1グラムでもよいから体脂肪を減らすことです。この炎天下に、自己犠牲的に活動したってダメだ。こういうものは徹頭徹尾、自分が得をすると思ってやらなければ!

 ということで参加した次第だが、梅雨明け宣言が出されたとはいえ、今年は梅雨前線が依然として南のほうに横たわっている。時おり涼しい風が吹き、思ったほど汗はかかなかった。慰労会では肉がいっぱい余っていたので300グラムほど食べ、生ビールを2杯も飲んでしまった。さて、「体脂肪を1グラムでも減らす」という目的は達成されたのだろうか。8月上旬の職員定期健診の結果を恐れる私であった。