じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] ドイツの森で見たブルーサルビア(ファリナセア)。これだけたくさん植えられていると見事。


7月21日(月)

【ちょっと思ったこと】


阪神はあと何勝すれば最下位にならずに済むか

 首位を独走する阪神が2位ヤクルトに快勝し、ゲーム差を16.0、貯金37、優勝へのマジックを41に減らした。

 残り56試合、現在の勝率が.723であることを考えると、この率で勝ち続ければあと40.488勝は可能。このさい、100勝めざして頑張ってほしい。

 しかし、長年ダメ虎に期待を裏切られ続けてきたファンの中には、この数字を見てもまだ優勝は確信できず、むしろ、今年もまた連敗を重ねて最下位に転落するのではないかと心配をしている方もおられるのではないかと思う。そこで、あと何勝すれば阪神の「非最下位」が確定するのか、ちょっと考えてみた。

 まず、いちばん簡便な目安は、あと10勝すれば絶対に最下位にはならないということ。年間140試合であることから、あと10勝すれば70勝69敗1分以上となる。阪神の勝率が5割を上回れば、少なくとも1チームは勝率5割未満となるので絶対に最下位にはならない。これがとりあえず十分条件だ。

 次に、これは非常に縁起の悪い話になるが、阪神が残り試合に全敗したと仮定しよう。残り56試合なので、この場合の最終成績は、

●60勝79敗1分

となる。そこで、他のチームがすべて79敗以下という結果(厳密に言うと、巨人は引き分けが1つあるので79敗の時は同率、巨人以外は引き分けがないので、同じ79敗の時は勝ち数が1つ上回る)が起こりうるかどうかを考えてみる。上記では阪神が全敗すると仮定しているので、これを考慮すると、
  • ヤクルト 44勝39敗、残り57試合(阪神戦以外は46試合)
  • 中日 42勝40敗、残り58試合(阪神戦以外は45試合)
  • 巨人 43勝42敗1分、残り54試合(阪神戦以外は44試合)
  • 広島 35勝42敗、残り63試合(阪神戦以外は52試合)
  • 横浜 23勝61敗、残り56試合(阪神戦以外は45試合)
となる。阪神戦を除いた総試合数は

(46+45+44+52+45)÷2=116

 計算をやさしくするため引き分けは無いと仮定すると、残り116試合で必ず116個の黒星が発生することになる。いっぽう、各チームが79敗以下を守るために、今後負けられる数(*1)は
  • ヤクルト 40敗
  • 中日 39敗
  • 巨人37敗
  • 広島37敗
  • 横浜18敗
残っているので、その合計は171敗。したがって、現時点では、阪神はまだ最下位になる可能性が皆無とは言えない。

 では、実際のところ、阪神はあと何勝すれば「非最下位」が確定するのだろうか。

 かりに阪神があと9勝したとすると、残りの最大負け数は70敗に減少する。その時に他チームが負けられる数(上記*1のリスト)の合計は、それぞれ9ずつ減って126敗となる。ここから、阪神が9勝することによって発生する9個の黒星が差し引かれるので、117敗まで可能。ギリギリだが、やはり10勝は必要ということになる。

 もっとも、上記の星勘定をするまでもなく、最下位にならないためには、勝率5割以上となることは理論的に必要条件であるとも言える。、
  • 6チームがすべて勝率5割ならば、最下位は存在しない。
  • 最下位チームが獲得しうる最大の勝率は、借金1の時。この場合、どこかのチームは貯金1、残りチームは勝率5割となる(同率最下位の場合は5チームまで借金1が可能。この場合、もう1チームは貯金5で優勝)。
となるからである。ということで、毎年ダメ虎に裏切られてきたオールド阪神ファンとしては、何はともあれ、あと10勝し、「非最下位」確定を盛大に祝いたいところである。




 余談だが7月22日の朝日新聞記事によれば、阪神タイガース主催試合の観客動員数が21日のヤクルト戦で早くも200万人を突破したという。主催44試合目は1993年に並ぶ球団史上最速タイ記録であるという。なお同記事に紹介されている世論調査(21日実施の電話調査)によれば、好きな球団は巨人34%、阪神19%、3位が中日とダイエーの各4%、残りは3%以下であったという。やはりなにがしかの経済効果はあると思う。