じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 今年初めて百合の花が咲いた。行きつけの花屋の処分品として買ったもので、アカプルコか、それに近い品種だったと思う。


7月5日(土)

【ちょっと思ったこと】

野球のチーム打率は何割まで可能か

 絶好調の阪神はこの日も13-7とヤクルトに快勝、貯金31、2位の巨人・中日とのゲーム差を14に広げた。

 勝率7割1分2厘(52勝21敗)が驚異的であることは言うまでもないが、もう1つ、ここにきて話題となっているのがチーム打率の最高記録である。これまでの年間記録の最高は横浜の2割9分4厘であったというが、スポニチの記事によると、5回裏に今岡が2塁打を打った時点でチーム打撃成績は2560打数768安打で、瞬間的にジャスト3割に到達したという。最終打率の情報はこの日記執筆時点では確認できなかったが、小数点以下3位までの数値では「.300」を残すことができた()。

7/6追記]
 タイガース公式サイトのデータによれば、7月5日試合終了時点のチーム打撃成績は2577打数(打席は2915)、773安打で、正確な打率は0.29996119518820333721381451299961...となっていた。

 打者でも生涯打率3割はなかなか難しいと言われるが、チーム打率の場合はさらに上がりにくい要因がある。

 その最大の要因は、ヒットばかり打っていたのでは試合は終わらないということだ。

 優秀なバッターであれば、10打席連続安打を続けることもできる。しかし、盗塁・走塁のミスが無い限りにおいては、チームとして打者10人連続安打ではそのイニングは終わらない。つまり、野球というのは、アウト3つとられてやっと終了。つまり、どのイニングでも必ず、打率を下げるような結果が含まれていなければ試合は終わらないのである。

 話を簡単にするために、盗塁・走塁ミスや犠打などがなく、安打かゴロかフライだけで試合が進んだとしよう。この場合、3アウトになるためには3打席分無安打となることが必要になる。そのイニングに1安打が出たとしても、4打数1安打で打率は2割5分にしかならない。1イニング2安打が出てやっと、5打数2安打で打率4割となるのだ。

 では、チーム打率10割というのは原理的に不可能なのだろうか。1つ考えられるのは、すべての打者がヒット(または四死球)で出塁し、全員、盗塁失敗もしくは牽制アウトとなるというケースである。

 こういうことも言える。9回に打者3人が連続安打でノーアウト満塁、その瞬間に3割を超えたとしよう。ここで、チーム打率3割の記録だけを狙うのであれば、次の打者が凡退する前に、走者が全員盗塁に失敗し3アウトになればよい。その時点で試合が終了(同点の場合を除く)となるので、打率3割超は保持されるはずだ。




今どき、葉書印刷にあけくれる

 8月に開催される日本行動分析学会年次大会まであと1カ月となった。発表論文集のほうは生協委託で月曜日に発送される見込みとなったが、もう1つ、私の方では、近隣の大学や福祉施設への広報活動をしなければならない。当初はそのためのポスター作成も生協に依頼しようと思ったが、予算の関係で難しい。また、大判のポスターでは郵送コストもかかってしまう。

 そこで苦肉の策として考えたのが、葉書型の案内である。公開講演会案内、大まかな日程表、会場地図、写真などを掲載した5種類の葉書を、インクジェットのカラープリンターで印刷、これに案内状を添えて送ることにした。定形封筒(←ATOKで「定型」「封筒」と個別に変換したら、「訂正候補」として「定形封筒」が自動表示された。さすがATOKですなあ)に、案内状と葉書型カード5枚を入れると21.7グラムとなり80円で送れることがわかった。

 といっても、この作業を学生アルバイトに頼む予算すらない。やむをえず朝からプリンターをフル稼働し、150枚ほどを印刷した。最終的に、100セット500枚を刷る予定。但し、宛名書きだけは学生アルバイトに依頼することにした。