じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 文学部中庭のルドベキアが見頃となった。5/27の日記掲載写真のように、同じ場所には5月下旬頃はオオキンケイギクが一面に花を咲かせていた。それなりに棲み分けができているようだ。


7月2日(水)

【ちょっと思ったこと】

今年の梅雨は少雨

 6月10日の梅雨入り宣言以降、ほぼ毎日、一日に一度は雨が降っている()。そんなことから、すでに平年を超える雨量ではないのかと思っていたが、7月3日朝5時台の気象情報によれば、今年は今のところ少雨傾向にあるのだという。じっさい6月の雨量を平年比で比べてみると
  • 東京52%
  • 大阪72%
  • 福岡74%
  • 仙台77%
と、軒並み100%未満となっている。千葉では27%という少雨記録であったとか。毎日のように雨が降るというのは梅雨前線が直線に近いということを意味し、集中豪雨をもたらすような強い雨雲が発達しにくい原因になっているのかもしれない。もっとも、これまでのところ利根川水系8ダムの貯水率は99%、これは雪解け水がまだたっぷりあるためらしい。7月の雨量はどうなるのだろうか。

7/3追記] 岡山で梅雨入り宣言(6/10)以後で全く雨が降らなかった日は、6月21日(土)、6月29日(日)、7月2日(水)の3回だけ。




1年が半分過ぎてもくたびれないわけ

 1年は365日、その半分は182日と12時間である。1月から6月までは合計181日分なので、平年の場合の1年の折り返し点は7月2日の正午ということになる。

 今年の前半、特に4月以降は、例年になく多くの授業を担当した。同僚の都合で前期に開講科目を集中させたためでもある。このほか、全学のFD委員長、教育COE推進のための活動、さらに学科幹事やら教室幹事やら総合情報センター兼担教員の業務などあり、その一方で、8月上旬に開催される学会年次大会の準備にも追われている。我ながらよくここまで身体が持つものだと思う。

 その割にあまりくたびれた感じがしないのは、何と言っても

阪神快進撃、51年ぶり貯金30、2位(巨人、中日、ヤクルト同率)と13.5ゲーム差

という、阪神ファンとしては一生に一度あるかないかの嬉しいニュースが続いているためであろう。7月2日の甲子園球場は平日にもかかわらず5万人が押し寄せ、14対3という大差がついたにもかかわらず途中で帰る人は殆ど居なかったという。また、6月23日〜29日の関西地区のTV視聴率ランキング(ビデオリサーチ調べ)を見ると、一位が「プロ野球 横浜×阪神 27日」で24.9%、このほか、Top19までの中に、阪神×広島(25日)、横浜×阪神(29日)、横浜×阪神(28日)、という4試合のプロ野球中継がランク入りしていた(阪神戦以外のプロ野球中継はTop19には無し)。

 今年に限っては、横浜戦などというのは阪神が勝つことが大体わかっている試合である。勝つか負けるか分からない試合にドキドキ、はらはらするというよりも、阪神快勝で日頃の鬱憤を晴らし、試合後にヒーローインタビューを聞き、六甲颪を歌い、明日の活力に繋げるために観ているという人が多いのではないかと思ってみたりする。

 そのセ・リーグだが、7月2日に阪神が中日に勝ったことにより、中日の自力優勝も消えた。同日は広島も負けて残り試合17で18ゲーム差となったが、負け数の差がまだ15しかないため(広島のほうが阪神より7試合も少ない)まだまだ自力優勝の可能性を残している。ヤクルトもまた首の皮一枚で、自力優勝の可能性を残しているというが、順調にいけばオールスター以前のマジック点灯が実現しそうだ。