じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] ムラサキバレンギク(Purple coneflower、エキナケア)。もともと「カラーコーディネーター:ピンク」という種のセットから生えたもの。丈夫でよく殖える。


6月28日(土)

【ちょっと思ったこと】

ヤンキースとメッツのNY

 ヤンキースとメッツの交流試合があり、1日目にはヤンキース松井とメッツ新庄がともに出場し2安打ずつを放った。

 しばしば指摘されているように、the New York Yankees(創設1903年)の「NY」は、ニューヨークのNとヤンキースのYの頭文字ではなく、ニューヨークの「NY」を表すものである。であるなら、the New York Mets(創設1962年)も「NY」となるはずで、商標上どう区別されるのかと思って画面を中止した。

 NHKでしつこいほど紹介されるヤンキースは黒ヘルに白文字で「N」と「Y」が同じ位置で重なっているように見えた。日本のタイガースやジャイアンツと同じデザインである。いっぽう、新庄が登場したメッツのヘルメットを初めて注意深く追ってみたところ、文字は紫っぽい色であり、「Y」の位置がやや下がっているようであった。創設の遅いメッツのほうが遠慮したのだろうか、単に語順を示したものか。

 それにしてもなぜ大リーグでは、「ヤンキース」の「Y」や「メッツ」の「M」をマークに入れないのだろうか。ま、シアトル・マリナーズが「SM」になったら妙な感じがするけれど。




夢路いとし・喜味こいし

 昼食時にNHK「生活笑百科」を視た。この番組自体、相当の長寿番組であるが、この日はなんと、漫才界の長老、夢路いとし・喜味こいしが出演された。その余りのお年を召した様子に驚いた。念のため、こちらのプロフィールを拝見したところ、夢路いとしさんが大正14年生まれ、喜味こいしさんは昭和2年生まれであるという。喜寿の前後であった。

 この日の出し物は、「知人にナンバーくじ1万円分の購入を頼まれたが番号を間違えたため、知人から1万円返せと言われた。返すのが遅れているうちに抽選発表があり100万円が当選してしまった。この場合の100万円は誰のものか」ということだったが、お二人のお年を召した様子ばかりが気になってしまった。

 こちらのプロフィールでは兄の夢路いとしさんのほうが背が高いように写っているが、私の思い違いでなければ、実際にはいとしさんのほうが背が低かったはずだ。軽いパーキンソンなのだろうか、いとしさんのほうは、発話に少々ひっかかりがあり、ロボットのような歩き方をしていた。それでもなお現役として頑張っておられる様子は、同世代の高齢者の大きな励ましとなるであろう。

 出し物の途中、「1万円、50万円、100万円!」と叫んだところで会場からも笑いがもれた。このお二人は、買い物番組(買い上げ額が一定範囲に収まると商品全部がタダで貰える番組)の司会をしておりそれを真似たギャグであると思ったが、それが思い出せる世代もまた高齢化してしまった。

 その日の夜、久しぶりに、リアルな夢を見た。介護を受ける身となってヨロヨロと徘徊する夢であった。

6/29追記]
上記の「買い物番組」のタイトルは「がっちり買いましょう」だった。歴史館によれば、1975年11月30日に12年間627回で終了と書かれてあった。またこちらによれば、いとしさんが1996年に脳内出血で入院と記されていた。